ビョーク(Björk)の代表曲をランキング形式(TOP20位)で紹介!【解説付き!】

ビョーク(Björk) 代表曲

今回は アーティストとしてだけでなく、映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」で演じたセルマ役としても名高いアイスランドの歌姫ビョーク(Björk) および彼女の代表曲についてご紹介していきます。
ビョーク(Björk)といえば、個性的なファッションに一度聞いたら忘れられないハスキーボイスが印象的ですが、ここではそんな彼女の魅力が十分溢れた素晴らしい曲をご紹介していきますので、今回の記事を読んで興味を持たれた方はぜひとも彼女のサウンドを一度聞いてみてください。

今更聞けないビョークってどんな人なの?

ビョーク(Björk)は、1965年にアイスランドのレイキャビックで生まれたシンガーソングライターです。名前の彼女が生まれて間もなく両親は離婚し、彼女は環境活動家である母親のヒルドゥル・ルナ・ホイクスドッティルに育てられました。

間もなく母親は「アイスランドのジミー・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)」といわれたギタリストのサイヴァル・アルナソン(Sævar Árnason)と再婚しました。そのため彼女の家にはアーティストやミュージシャンが頻繁に家に集まり、こうした音楽環境の下で育ったことが彼女の音楽にも大きな影響を与えることになりました。

6歳からレイキャビクの音楽学校に通いフルートやピアノなどを学んでいましたが、11歳の時に学校を訪問した保護者の前でティナ・チャールズ(Tina Charles)の  “I Love to Love (But My Baby Loves to Dance)” を歌うと、歌の素晴らしさに感銘を受けた教師達がアイスランドの国営ラジオ局(RÚV)に彼女の録音を送り、ラジオ局でも好評だったことから全国で放送されました。この放送はレコードレーベルだったファルキン(Fálkinn)の代表の耳にとまったことからビョーク(Björk)とレコード契約を結び、彼女がまだ12歳だった1977年にアイスランド語に翻訳されたカバー曲で構成されたデビューアルバム ”Björk”を発表しました。

1979年に彼女が15歳になると、女性のみのパンクバンド、スピット・アンド・スノット(Spit and Snot)を結成しましたが、メンバーとの不和などからバンドはすぐに解散してしまいました。その後もエクソダス(Exodus)やタッピティカラス(Tappi Tíkarrass)というバンドに参加、エクソダス(Exodus)ではテレビに取り上げれたり、タッピティカラス(Tappi Tíkarrass)ではアルバムを発表しビョークの音楽などが注目されましたが、これ以降の活動と比べるとまだ物足りなさを感じるものでした。

1983年にはグラム・レコーズ( Gramm Records)の(Ásmundur Jónsson)による提案によりK.U.K.L(中世のアイスランド語で「魔法」の意味)というバンドを結成し、このバンドが後にアイスランドで生まれた最高のロックバンドといわれたシュガーキューブス(The Sugarcubes )の活動へと繋がりました。

1986年にデビューアルバム ”Life’s Too Good” をリリースすると高い評価を獲得し、80年代のポップミュージックを代表するバンドとなりました。またこの年には、ビョーク(Björk)と当時の夫でありバンドのギタリストのソー・エルドンとの間に息子が誕生しました。

1988年にはアメリカのテレビ番組サタデー・ナイト・ライブ( Saturday Night Live)に出演したり、ニューヨークでライブを行うことでデヴィッド・ボウイ (David Bowie)やイギー・ポップ (Iggy Pop)といったアーティスト達からも注目を集めました。

しかし、1989年のセカンドアルバム “Here Today, Tomorrow Next Week!” の売れ行きが良くなかったことから、2回目の世界ツアー後にバンドは活動を休止することを選択しました。

1990年にはラストアルバム “Stick Around For Joy” をリリースし高い評価を得ましたが、アルバムの発表から2年後にバンドは活動を停止しました。

バンドの活動を停止した後、1993年にプロデューサーにソウル・II・ソウル( Soul II Soul )やマッシヴ・アタック(Massive Attack)との仕事で有名なネリー・フーパー( Nellee Hopper)を迎え、デビューアルバム “Debut” をリリースしました。ハウスやテクノなどを盛り込んだ斬新なポップサウンドは世界中で大ヒットしたことから、ビョーク(Björk)は19994年のブリット・アウォーズ(Brit Awards)で最優秀新人賞と最優秀国際女性アーティスト賞を受賞しました。

1995年には活動の拠点をロンドンに移して、セカンドアルバム “Post”をリリース、808ステイト(808 State)のグラハム・マジー(Graham Massey)やマッシヴ・アタックのトリッキーといった複数のプロデューサーがコラボしたこのアルバムは、キャッチーな曲が多く、このアルバムの成功でビョーク(Björk)を一気にスターダムへと押し上げました。

その後も順調にアルバムをリリースしながら、2000年にはラース・フォン・トリアー( Lars Von Trier’s)監督のミュージカル映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」で主役のセルマを演じました。この映画は2000年の第53回カンヌ国際映画祭ではパルム・ドール賞および最優秀女優賞を受賞しました。また、2004年にはオリンピック委員会の要請からアテネ・オリンピックのために “Oceania”を作曲しただけでなく、オリンピックの開会式でパフォーマンスも行いました。

若い頃に日本人に似ていると周囲からいわれたことから三島由紀夫などといった日本文学を好み、アーテイストとして初めてリスペクトされたのが日本と語るように、ビョーク(Björk)は日本とも関係の深いアーティストです。自らファンと公言する荒木経惟が撮影したポートレイトを“Post”のリミックスアルバムである “Telegram” のジャケットに使用するなど、日本人のアーティストとコラボレートすることも多いことでも良く知られています。

まるで子供がおもちゃ箱をひっくり返したかのように、ハウスやアシッドハウス、ジャズなどといったジャンルの音楽を自由に駆け回る彼女の音楽は、アルバムを発表するたびにファンの注目を集めました。独特の音楽センスといちど聞いたら忘れられない感情豊かな彼女のヴォーカルは、これからもリスナーにサプライズと感動を与えてくれることでしょう。

ビョーク(Björk)の代表曲・人気曲ランキングTOP20!

ここからは曲の紹介も交えてランキング形式でTOP20を紹介していきます。曲の紹介は10位まで行っておりそれ以降は表でご確認ください。

順位 タイトル YouTube再生回数 Apple musicランキング おすすめ
1位 Army Of Me 454万再生 2位 ★★★
2位 Human Behaviour 253万再生 1位 ★★★★
3位 All is full of love 420万再生 10位以下 ★★★
4位 Oceania 409万再生 10位以下 ★★★★
5位 moon 380万再生 10位以下 ★★★
6位 Vennus As a Boy 167万再生 4位 ★★★★
7位 Jóga 164万再生 5位 ★★★★
8位 Unravel 260万再生 10位以下 ★★★★
9位 Bachelorette 141万再生 8位 ★★★
10位 Pangan Poetry 176万再生 10位以下 ★★★
11位 Hunter 125万再生 7位 ★★★
12位 Hidden Place 67万再生 9位 ★★★
13位 Mutual Core 76万再生 10位以下 ★★★
14位 It’s Oh So Quiet 30万再生 3位 ★★★★
15位 Hyperballad 29万再生 6位 ★★★
16位 Big Time Sensuality 16万再生 10位 ★★★
17位 Play Dead 36万再生 10位以下 ★★★
18位 Crystalline 10万再生 10位以下 ★★★
19位 Aurora 11万再生 10位以下 ★★★
20位 Nattura 7290再生 10位以下 ★★★

1位:Army Of Me

再生回数 454万再生
AMランキング 2位
おすすめ ★★★

1995年にリリースされた2枚目のアルバム “Post” に収録されており、アルバムのオープニングを飾る曲です。シンセサイザーとドラムによる重低音のヘヴィーなサウンドをバックに歌うビョーク(Björk)のヴォーカルは、曲のタイトルやビデオクリップからはどこか世紀末的な内容を連想してしまうのですが、歌われている内容はビョーク(Björk)にしてはかなりストレートな内容になっています。「これ以上文句を言うのなら私の軍隊を送り込むわよ」と歌うこの曲は、不平不満ばかり述べて自分からは動こうとしない相手への最終通告を宣言しているようです。この最終通告を “Army Of Me” (私の軍隊)と表現するところに、ビョーク(Björk)のユニークかつ文学的なセンスを感じさせてくれます。

2位:Human Behaviour

再生回数 253万再生
AMランキング 1位
おすすめ ★★★★

1993年にリリースされたデビューアルバム ”Debut”に収録された曲で、アルバムのオープニングを飾った曲でもあります。元ソウル・II・ソウルのネリー・フーパーがプロデュースしたこの曲は、ビデオクリップに現れるクマの足音のようなリズムにラストで聞くことのできる激しいギターサウンドがとても印象的なサウンドです。

アヴァンギャルドなスタイルとキャッチーなサウンドをうまくミックスさせたバランスの良さを楽しむことのできる曲ですが、「人間らしくありたいのなら 人間らしく振る舞いなさい」という歌詞からも分かるように、動物から見た人間の風変わりな行動といったものが歌われています。また、童話のようなビデオクリップはフランスの数多くのミュージシャンと仕事をしてきた映画監督であるミシェル・ゴンドリーが担当しました。

この曲はシュガーキューブスの頃に既に書かれた曲ですが、バンドの演奏では歌いたくないとういう彼女の思いから、ソロアルバムで歌われることになりました。

3位:All is full of love

再生回数 420万再生
AMランキング 10位以下
おすすめ ★★★

1997年にリリースされた3枚目のアルバム “Homogenic” に収録された曲で、ビョーク(Björk)の世界観がとてもよく分かる内容の歌詞でもあります。大きな災害で世界がいったん滅びてしまった後に、生き残った神と戻ってきた神が出合い、2人の神が世界を再構築するという北欧神話のラグナロクに触発されて書かれたという曲は、「すべてが愛で満たされている」というタイトルからも分かるように、単なるラブソングではなく、セクシャリティを含む魂と魂のつながりといったものについて歌われています。

電子音の中にハーブが効果的に取り入れられたサウンドで、感情を少し押さえたかのように歌うビョーク(Björk)のヴォーカルは生まれ変わった自分を淡々と歌っているようでもあります。今まさに組み立てられようとしているロボットが、別のロボットと情熱的なキスを交わすというクリス・カニンガムによるビデオクリップは批評家からの評価も高く、様々な賞を獲得しました。なお、この曲のビデオクリップとロボットのレプリカは、ニューヨーク近代美術館に展示されていました。

4位:Oceania

再生回数 409万再生
AMランキング 10位以下
おすすめ ★★★★

2004年にリリースされた5枚目のアルバム “Medúlla” に収録されたこの曲は、国際オリンピック委員会の要請を受けて作られ、2004年のアテネオリンピックでは開幕式でこの曲を披露しました。曲のタイトルでもある ”Oceania”は六大州の一つでもある大洋州(たいようしゅう)のことですが、”Ocean” という単語が内包されているこことからも分かるように、全ての生命は海から生まれ、海から陸へと進化した人間の姿について歌ったものといわれています。

当初、オリンピック委員会から ビョーク(Björk)は “We Are the World” のような曲を作ってほしいとの依頼を受けましたが、叙事詩的なものが必要だと考えた ビョーク(Björk) は生命讃歌ともいえるようなよりスケールの大きいものを作りました。ビデオクリップでビョーク(Björk)は「マザーオセアニア」として海の中に佇み、彼女の周りを泳ぐクラゲは彼女の子供たちを現わしています。なお、アテネオリンピックの開会式でステージでビョーク(Björk)は、世界地図を表したドレスでステージに登場しこの曲を披露しました。

5位:moon

再生回数 380万再生
AMランキング 10位以下
おすすめ ★★★

2011年にリリースされた7枚目のアルバム “Biophilia” に収録された曲で、月の周期とそれが地球に与える影響のことを歌っています。初期の曲に聞かれたサンプリングやシンセサイザーなどの重厚なサウンドとは異なり、この曲では4人のハーブ奏者による演奏をバックに、ビョーク(Björk)の存在感のある多様なヴォーカルを聞くことができます。

アルバムのタイトルはギリシア語を組み合わせた造語で、「自然への愛」という意味からも分かるように自然と音楽とテクノロジーがコンセプトのアルバムです。月の周期ごとに終わりの始まりがあるように、人間の生についても終わりがありまた始まりがあると歌うこの曲は、ビョーク(Björk)の自然と環境への関心から作られた曲といわれています。

6位:Vennus As a Boy

再生回数 167万再生
AMランキング 4位
おすすめ ★★★★

1993年にリリースされたデビューアルバム ”Debut”に収録された曲で、リュック・ベンソン監督の映画「レオン」の挿入歌としても有名です。初期のビョーク(Björk)の曲では、クラシックやジャズなどといったアナログ的な音楽とサンプリングなどのデジタルな音楽の融合が特徴的でしたが、この曲ではエスニック風なけだるいサウンドとデジタルな音楽が最も上手くミックスされた曲です。

「彼の指先が彼女の感触に集中している」や「彼は興奮して解き放つ」と歌われる曲は、ラブソングというよりはセクシャルなイメージの強い内容で、どこか夢心地になるようなサウンドがリスナーに官能的なイメージを与えてくれます。

7位:Jóga

再生回数 164万再生
AMランキング 5位
おすすめ ★★★★

1997年にリリースされた3枚目のアルバム “Homogenic” に収録された曲で、彼女自身がツアー中にテロ事件に巻き込まれた時に目撃した、緊急事態でも助け合い生きようとする人々の姿に感動したことから生まれた曲といわれています。冒頭の美しい弦楽器のメロディーから重厚なデジタルサウンドが響き、やがて2つのサウンドが融合するかのような中、ビョーク(Björk)の力強いヴォーカルがこだまするかのように聞こえてきます。ここでもクラシカルなサウンドとデジタルを駆使するサウンドの融合が見事にはまった曲を聴くことができます。

サビの部分で歌われるアイスランド語は「全てがそこにある」という意味からも分かるように、差し迫った状況にありながらも「そうであることはこんなに美しいもの」と歌うビョーク(Björk)からは、生命の力強さといったものがとても強く感じられます。ちなみに、曲のタイトルである “Jóga” はビョーク(Björk)の親友のニックネームだそうです。

8位:Unravel

再生回数 260万再生
AMランキング 10位以下
おすすめ ★★★★

1997年にリリースされた3枚目のアルバム “Homogenic”に収録されており、レディオヘッドのトム・ヨークに「世界一美しい曲」と言わしめた曲です。セカンドアルバムまではエレクトロニカルとポップの融合といったリズムの効いたサウンドを展開していましたが、このアルバムから以降はサウンドというよりは、ビョーク(Björk)自身の声を重視するような音楽へと変わってきました。

そのため、この曲を聞いているとサビもなく、どこで終わるのか分からないような不思議なサウンドの中、ビョーク(Björk)の抑揚を押さえたかのような声が耳に伝わってきます。「あなたが遠くにいる間 私の毛糸は解きほぐされて 悪魔が笑いながら 毛糸玉に手繰ってしまうの だからもう一度あなたとの愛を紡ぐ必要があるの」という歌詞はサウンド同様に幻想的な揺らぎを感じさせますが、サビもなく揺らぎの気分のまま不思議な気分で終わるこの曲は、これまでのサウンドとはまた一味違った境地を開いたビョーク(Björk)の音楽といえるでしょう。

9位:Bachelorette

再生回数 141万再生
AMランキング 8位
おすすめ ★★★

1997年にリリースされた3枚目のアルバム “Homogenic” に収録されており、前作の “Post” に収録された “Isobel”の続編といわれている曲です。抒情的なメロディーやビョーク(Björk)のヴォーカルは、一度聴けばビョーク(Björk)だと分かるくらいこれまでの彼女の音楽を踏襲したものといえます。

ビデオクリップは、ビョーク(Björk)の文学好きな面とミュージカル的要素に、彼女のテーマともいえる自然がミックスされた面白い内容となっています。文字が自然に現れたり消えたりする本というのもユニークですが、その本を出版し有名になっていく様子がパラレルなミュージカル風に見せていくという展開も興味深いといえます。ひょっとすると、このビデオを見てラース・フォン・トリアー( Lars Von Trier’s)監督は、ビョーク(Björk)に「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の主演を依頼しようと思ったのかもと推測するくらいの出来栄えです。

10位:Pangan Poetry

再生回数 176万再生
AMランキング 10位以下
おすすめ ★★★

2001年にリリースされた4枚目のアルバム “Vespertine” に収録された曲で、曲のタイトルは「異教の歌」という意味です。「暗闇の中ペダルを漕いで私は正確なコピーを見つけた」という冒頭からも分かるように抽象的な歌詞なのですが、この曲ではセックスの喜びと震えやそれに伴う痛みを歌ったものといわれています。

“All is full of love” のビデオクリップでは、ミュージックビデオを撮影したクリス・カニンガム監督にインドの性愛書である「カーマスートラ」を手渡し、このようなイメージで撮影して欲しいといっただけあり、ビョーク(Björk)の曲にはセクシャリティな内容を思わせるものが多いのですが、この “Pangan Poetry” もそうした曲の1つといえます。初期の頃の曲と比べると必ずしも聴きやすいものとはいえないのですが、彼女の歌声の存在感に圧倒されるような凄みが感じられるのはさすがです。

11位:Hunter

再生回数 125万再生
AMランキング 7位
おすすめ ★★★

公式ページはこちら>>>Hunter

12位:Hidden Place

再生回数 67万再生
AMランキング 9位
おすすめ ★★★

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13位:Mutual Core

再生回数 76万再生
AMランキング 10位以下
おすすめ ★★★

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14位:It’s Oh So Quiet

再生回数 30万再生
AMランキング 3位
おすすめ ★★★★

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15位:Hyperballad

再生回数 29万再生
AMランキング 6位
おすすめ ★★★

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16位:Big Time Sensuality

再生回数 16万再生
AMランキング 10位
おすすめ ★★★

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17位:Play Dead

再生回数 36万再生
AMランキング 10位以下
おすすめ ★★★

公式ページはこちら>>>Play Dead

18位:Crystalline

再生回数 10万再生
AMランキング 10位以下
おすすめ ★★★

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19位:Aurora

再生回数 11万再生
AMランキング 10位以下
おすすめ ★★★

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20位:Nattura

再生回数 7290再生
AMランキング 10位以下
おすすめ ★★★

公式ページはこちら>>>Nattura

ビョーク(bjork)のおすすめアルバムTOP3は?

ここからはオススメのアルバム紹介をしていきます。

1位:Debut デビュー

1993年にリリースされたデビューアルバムで、ビョーク(Björk)がブレイクするきっかけとなった作品です。

実験的な要素とハウスなどのエレクトニックを融合しただけでなく、どの曲も一度聴いたら耳に残るようなキャッチーなサウンドとビョーク(Björk)のハスキーボイスは、これから進もうとするビョーク(Björk)の音楽性を知る上でも必聴の一枚といえます。

粗削りながらも、様々な音楽を吸収し自分のオリジナルのサウンドを作り上げるセンスから、ビョーク(Björk)の自由な音楽性を感じることができます。

2位:POST ポスト

1995年にリリースされたセカンドアルバムで、”Army of Me”や “Hyperballad”などを含む6曲がシングルカットされ、そのうちの3曲が全英シングルチャートでトップ10入りを果たしたという、ビョーク(Björk)を世界中に知らしめた一枚です。

プロヂューサーには前作に引き続きソウル・II・ソウル( Soul II Soul )のネリー・フーパーだけでなくトリッキーなど多彩なプロデュースによる本作は、前作から引き続き実験的かつポップな音楽を演奏しながらも、ジャズのビッグバンド風の曲も披露したりと、より幅広い彼女の音楽の嗜好を楽しむことができます。

3位:セルマソングス~ミュージック・フロム・ダンサー・イン・ザ・ダーク

2000年に公開された映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のサウンドトラックです。映画はラストまで暗い内容でしたが、映画の合間に流れるミュージカルは曲も良く、セットも凝っていたことから印象に残っている人も多いのではないでしょうか。

後にビョーク(Björk)本人が監督からセクシャルハラスメントの被害にあったと告白したいわくつきの映画ですが、ビョーク(Björk)の音楽としては聴きやすいポップなものが多いので、ビョーク(Björk)の音楽は少し苦手だという人には、このサントラ盤から聴いてみてはいかがでしょうか。また、このアルバムにはレディオヘッドのトム・ヨークとデュエットした曲も収録されています。

まとめ・感想

今回はアイスランドの歌姫であるビョーク(Björk)の音楽についてランキング形式で紹介しました。

実験的な音楽だけでなく、ビデオクリップや衣装などからも独特のセンスを感じることができるビョーク(Björk)ですが、日本への関心も高く、これまでフジロックなどで何度も来日しているだけでなく、日本のアーティストとのコラボレーションも多く行っています。彼女のテーマの一つでもある自然と人間の調和というものが、日本人の持つ感性と通じるものがあるのかもしれません。

2012年には声帯にポリープがあることから、治療に専念ししばらく休養していた彼女でしたが、治療後は再び精力的な活動を再開し、2021年には女性支援を目的としたチャリティ・コンサートを生配信したり、女優として映画に出演するなど多彩な活動を続けています。

最後ですが、ビョーク(Björk)の正式な名前はビョーク・グズムンズドッティル (Björk Guðmundsdóttir) です。「ビョーク」とは「カバノキ」のことを意味し、「グズムンズドッティル」とは彼女の父親の名前がグズムンドル(Guðmundur)だったことから「グズムンズの娘」という意味があります。

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