ラインミュージック(LINE MUSIC)の値段や選び方を解説!

ラインミュージック

音楽好きの人には欠かせないミュージックアプリ。数多くのサービスがある中、ラインミュージック(LINE MUSIC)も人気のサービスの一つです。でもLINE MUSICはいったいどんなサービスなのか。どんな特徴があって、どんな人に向いているのかなど、わからないことも多いかと思います。

今回はそんなLINE MUSICの「中身」について、料金やメリットデメリット、他社との比較などなど、じっくり見ていきたいと思います。利用をご検討中の方は必見です!

ラインミュージック(LINE MUSIC)とは?特徴などについて紹介

LINE MUSICはご存知LINEが提供する音楽サブスクリプションサービス。楽曲数は9000万曲を超え、音楽ファンも納得の収録数を誇ります。もちろん新曲や最新チャートのカバーもバッチリ網羅。サブスクには欠かせないプレイリストや、MVの視聴にも対応しています。

これらの基本的な機能に加えて、LINE MUSICには独自の魅力もたくさんあります。

それではLINE MUSICの特徴について各方面から見ていきましょう。

ラインミュージックの値段とプランについて

やっぱり気になる利用料金。他のサービスと比べる際に、価格を基準に探している方も多いと思います。LINE MUSICにはいくつかのプランがあり、料金もサービスもそれぞれ異なっています。また、他社と同じ名前の料金プランであっても、その内容が違っていたり。ややこしい部分も多いと思います。

それではさっそくそれぞれのプランの価格と、特徴を見ていきましょう。他社サービスとの違いもご案内していきます!

なお、LINE MUSICは料金プランが多岐にわたります。ここでは他社との比較をわかりやすくするため、無料プラン、個人プラン、学生プラン、家族プラン、Android限定のベーシックプランという括りで、LINE MUSICの各プランを解説したいと思います。

無料プラン

・価格

文字通り無料のフリープラン。ただしその使用には制限があります。このサービス内容であなたは満足できるか?が肝になります。

・特徴について

フリープランで視聴できる楽曲は、有料プランと同じです。ただし、再生時間は30秒までとフル尺(曲を初めから最後まで)を聴くことはできません。また、楽曲のダウンロードができないので常にネットワーク環境が必須です。

そんなフリープランの中でも、LINEアカウントにログインをすれば、LINE MUSICならではの様々な機能が利用できるようになっています。

まず、プロフィールBGM機能。こちらはLINEのホーム画面に好きな曲を設定できて、友だちがプロフィール画面を開くとその曲が流れるというものです。また、LINEの着信音、呼出音にも好きな曲が設定できます。LINE MUSICだからできる楽しい機能ですね。ただしフリープランは曲の変更ができるのは月一回だけです。

プレイリストの作成やお気に入り設定、SNSへのシェアも無料でできちゃいます。またLINEの友だちへのシェアもできるので、音楽好きなLINE友だちと交流することもできます。

また人気のカラオケ機能もフリーで使えます。これはカラオケ機能に対応した楽曲の、ボーカルパートの音量が下がり、歌詞が画面に表示されカラオケさながらに歌えちゃう機能。カラオケ好きにはたまらないですね。これがフリープランでも使えちゃうのはすごいですが、フリーの場合は残念ながら、各曲30秒までです。

このようにLINE MUSICの無料プランはLINEアカウントにログインすると、かなり多くの機能が使えます。ただ、再生時間に制限がある点は、音楽好きとしてはやっぱり物足りないかと思います。

個人プランについて

それでは有料のプランを見ていきましょう。有料プランになることで、基本機能はもちろん多くの機能が自由に、快適に、使えるようになります。

・価格

LINE MUSICの一般的な有料プランは、プレミアムプランと呼ばれます。そのプレミアムプランの中で、一般・学生・ファミリーの3つに料金プランが分かれています。

もう一つ、LINE MUSICにはAndroid限定のベーシックプランというものがありますが、それについては「ベーシックプラン」の項目で解説します。

最も一般的な、プレミアムプランの一般料金は月額980円(税込)年額9,600円(税込)。月額料金としては他社と比べ平均的です。年額料金は月額よりもかなりお得で、他社と比較しても若干安いと言えます。

・特徴について

プレミアムプランになると無料プランではできなかった機能が制限なく使えます。フル尺再生はもちろん制限なく可能で、ダウンロードして通信環境が無くても聴ける、オフライン再生もOK。高画質MVの再生もできるし、音質の変更にも対応しています。

また無料プランで制限のあったLINEのプロフィールBGMや着信音・呼出音の変更も自由に、何度でも行えます。カラオケ機能でも制限なく歌えます。

LINE MUSICならではの機能を遊び尽くせますね!

学生プランについて

プレミアムプランの、学生を対象としたプランです。利用できる機能は個人プランと違いはありません。学生必見!

・価格

価格は月額480円と、学割料金としては他社と比べても平均的。ただし年額支払いでの割引設定は学生プランにはありません。

なお学生プランにもAndroid限定のベーシックプランがあり月額300円と割安になります。こちらも「ベーシックプラン」の項目でくわしくまとめます。

・特徴について

料金は安いですが、個人プランと機能の差はありません。LINE MUSICの機能が制限なく使い放題です。しかも他社が学割プランを大学生以上を対象としていることが多いのに対し、LINE MUSICはなんと中・高生から利用可能!さらに、他社では手続きがややこしい学生認証も、生年月日と学校名の入力だけでOKなので、学生にはLINE MUSICは大変おすすめです。これもLINE MUSICの大きな強みとも言えます!

家族プランについて

次はプレミアムプランの中のファミリープランを見ていきましょう。ご家族や仲の良い友達が音楽好きならこちらのプランは要チェックです。

・価格

ファミリープランの料金は月額1,480円、年間14,000円。月額料金は他社と比べても平均的ですが、家族プランの年額割引設定がされているサブスクは少ないので、これはLINE MUSICの魅力のひとつです。

・特徴について

利用できる機能は個人プランとの違いはありません。すべての機能が制限なく使えます。

LINEの友だちになっていさえすればファミリープランは利用可能ですので、家族でなくても音楽好きの友人同士でファミリープラン加入もできます。(ただし決済者は1人しか登録できず、メンバーを変更すると3カ月間は再加入できないので、そのあたりは注意が必要です。)

ベーシックプランについて

さて、LINE MUSICにはAndroid限定の割安なプランがあります。それがベーシックプラン。Androidユーザーはお得!ただし、ちょっと制限があるので要注意です。

・価格

まず、ベーシックプランの月額料金は一般が500円、学生が300円となります。これはプレミアムプランの一般980円、学生480円と比べても安く、他社と比較しても特にお買い得です。

・特徴について

ただし、ベーシックプランには再生時間に制限があり一般も学生も「20時間まで」となっています。長時間音楽を視聴する方は悩みどころですが、Androidユーザーにとっては魅力的な選択肢のひとつになるかと思います!

このようにLINE MUSICにはいくつかの料金プランが設定されており、使用方法によっては割安に楽しむこともできます。

是非ご自分に合ったプランを選定してください。

LINE MUSICと他の音楽アプリと比較

さて、今度はLINE MUSICを他社の音楽アプリと比べてみましょう。他社と比較することでLINE MUSICの強み、あるいは弱点が見えてくるはずです。

AWAとの違い

AWAは日本発の音楽アプリで、収録曲数は1億曲以上と膨大です!配信されているジャンルの幅が広く、他社にはない曲が見つかるかもしれません。

月額料金は一般980円、学生480円と差はありませんが、Android限定のベーシックプランに関してはLINE MUSICの方が安いです。

また、AWAも学割に特徴があり、LINE MUSIC同様、中高生から利用ができます。中学生、高校生で有料サブスク利用を考えている方はAWALINE MUSICで選ぶとよいでしょう。

AWAには音声や画像から音楽を探せる検索機能や、他ユーザーとチャットなどで話せる「ラウンジ機能」など、独自の機能があるので、それらを利用したい方はAWAの方が便利で楽しいかもしれません。

Apple Musicとの違い

ご存知、iPhoneなどを取り扱うApple社の音楽ストリーミングサービス。楽曲数は9000万曲を超え不足はありません。

月額料金はこちらも一般980円、学生480円と差はありませんが、Android限定のベーシックプランに関してはLINE MUSICの方が安いです。

Appleが提供しているサービスなので、iPhoneをはじめApple社のデバイスを利用している方はこちらの方が快適に使えます。また内容的にも、音楽業界の大物たちがパーソナリティを務めるオリジナルコンテンツや高音質機能も備えていて、本格的な音楽ファン、洋楽ファンにとっては、Apple Musicに軍配が上がるかもしれません。

Spotifyとの違い

Spotifyはスウェーデンに本社を置く、世界最大手のストリーミングサービスです。収録楽曲も8200万曲以上と不足なく、豊富なポッドキャストや莫大な数のプレイリストを収録しています。

月額料金は一般のStandardプランが980円、学生向けStudentプランが480円とLINE MUSICと同様ですが、家族向けのFamilyプランは1,580円のほか、二人向けのDuoプラン1,280円が設定されていて、音楽好きな二人にはお得なプランです。

Spotifyは無料プランで曲をフル尺で聴けるのが魅力的です。ただしスマホは曲指定のオンデマンド再生ができず基本的にシャッフル再生のみとなります。(当然有料プランでは機能制限なく利用できます。)

またSpotifyはユーザーの好みを踏まえたレコメンド機能が超強力なので、新しい楽曲の発見には大きな力を発揮します。新たな音楽の開拓を望む方にはSpotifyが最善の選択と言えるかもしれません。

Amazon Musicとの違い

ご存知Amazonが提供する音楽ストリーミングサービスです。Amazon Musicは大きく分けて2つのサービスがあります。

まずAmazon Prime Music。こちらはAmazon Prime Videoや配送での特典があるアマゾンプライム会員の利用できる音楽サービスで、楽曲数は200万曲超と少なめ。ただしプライム会費月額500円を払っていれば無料で利用できるサービスです。

もう一方のAmazon Music Unlimited9000万曲を超える圧倒的な楽曲数と、豊富なプレイリストを誇るトップクラスのサービスと言えます。料金は月額一般980円、学生480円、ファミリー1,480円と、LINE MUSICと同じです。また、Amazon Echo等のデバイス1台限定で使用できるEchoプラン月額380円があります。

Amazon社のサービスだけあり、洋楽アーティストや、洋画のサントラなどは他にはない楽曲も収録されているので、洋楽マニアにはこちらがおすすめです。

他社アプリよりも優れた点

このように大手音楽アプリにはそれぞれ強みがありましたが、LINE MUSICにも他社にない独自の魅力があります。他社と比較したうえでの特に優れている点をさらにピックアップしてみましょう。

LINEスタンプが使い放題!

LINEをコミュニケーションツールに使用している方にとって、スタンプは欠かせないですね。そのLINEスタンプが今なら使い放題!という特典があります。対象となるスタンプは決まっていますが、その数は900万種類以上なので使いきれないですね。

音楽アプリでありながら、LINEとしての特典があるのはLINE MUSICならではですね。

ただしこの特典は予告なく終了する可能性があります。

LINEのプロフィールBGM、着信音に好きな楽曲を設定し放題

やはりLINEとの連携がLINE MUSICの最大の特徴かもしれません。ホーム画面や着信音、呼出音に好きな楽曲を設定しておくことで、友だち同士のコミュニケーションのきっかけにもなるでしょうし、新たなつながりも生まれるかもしれません。こんな楽しみ方ができるのはLINE MUSICだけですね。

無料プランではこれらの設定変更は月一回ですが、有料プランに加入すれば無制限で何度でも変更が可能です。

・カラオケ採点ができる

LINE MUSICのカラオケ機能は楽しいですが、なんと採点機能まで搭載されました。歌い終えた後、画面下の「採点結果を見る」ボタンで点数を見ることができます。さらにその点数を友だちにシェアできたりもします。カラオケ機能の設定はボーカルボリュームの他リバーブ(残響音)の値なども調整できるので、カラオケ好きもキッチリ楽しめる内容となっています。

他社アプリよりも劣っている点

それでは逆に、他社のサービスと比較した際の弱点もピックアップしてみたいと思います。

・若者向けが強い

LINE MUSICは「若者向け」という声もあります。実際使用感やデザイン的にも若いユーザー向けという印象は否めません。またSpotifyApple Musicといった海外のサービスに比べると洋楽のラインナップが少ないというのも、その印象を高めているのかもしれません。ただし、それでも収録楽曲は9000万超と他と比べても遜色ない数ですし、機能も不足はないので、若者でなくても十分満足できる内容であることは確かです!

・手持ちの曲が聴きづらい

手持ちの曲が聴きづらいという声もあるようです。プレイリストの曲順の設定に手間取る方もいるようですし、以前アップデートの際、オフライン再生に追加した楽曲の再生順を変更できないバグが発生したこともありました。

またLINE MUSICは再生できるデバイスが一つなので、他社サービスのようにパソコンと同期させてシーンに応じて使い分ける、といった使用では若干他社より劣るかもしれません。ただし音楽アプリはどれも使用感に癖はあるもの。慣れてしまえばさほど不自由なく使用できるでしょう。

その他:気になる点

料金や他社との比較などで、LINE MUSICのメリット、デメリットを見てきましたが、最後にその他気になるポイントを押さえておきたいと思います。

LINE アカウントありとなしの違いは?

LINE MUSICの無料プランはLINEのアカウントにログインしなくてもサービスが楽しめます。(無料プランの楽曲の再生時間はログインしても、しなくても30秒に限られます。)ただし、ログインした方が多くの機能を楽しめますので、フリープランでもLINEアカウントへのログインはしておきたいところです。

フリープランでもログインして使える機能としては、LINEのプロフィールBGM設定、着信音・呼出音設定、プレイリスト作成や友だちとのシェア、カラオケ機能(30秒だけ)などです。つまりLINE MUSICの魅力的な機能を制限付きですが体感することができます。

逆に言うとLINEアカウントへログインしないと30秒の楽曲視聴しかできないことになります。

LINE MUSICならではの楽しみを味わいたい方は、無料プランでもLINEアカウントへのログインをおすすめします。

どんな人におすすめのサービス?

それではLINE MUSICはどのような人に向いているのでしょうか?

まず学生、特に中高生です。大手のサブスクサービスで、中高生から学割が適用されるのはLINE MUSICAWAだけです。特にLINEは中高生もコミュニケーションの必須ツールとしてなじみの深い方も多いと思います。はじめての音楽アプリに、LINE MUSICはおすすめできるでしょう。

次にAndroidユーザー。各社のサービス料金を見てみると、若干の違いはあっても月額料金はほぼ横並びです。そんな中でLINE MUSICAndroid限定のベーシックプランは、一般500円、学生300円と大変お得です。この料金形態は他社のサービスには見られません。月間20時間までの再生制限こそありますが、この条件がクリアできるAndroidユーザーには特におすすめのサービスです。

最後に当たり前ですが、LINEと連携させて音楽を楽しみたい方です。プロフィールBGMに好きな曲を設定しておくだけで、新しい友だちと出会った際、音楽の話題で盛り上がれるかもしれません。また、LINE電話の呼出音を聞いて「今の曲何?」と話が弾むかもしれません。カラオケの得点などで友だちとリモートでもカラオケが楽しめちゃうかもしれません。

LINEを利用した音楽の楽しみ方を、LINE MUSICはどのサービスよりも提供してくれています。

まとめ

今回はLINE MUSICについて、多方面から検証してみました。音楽アプリを使用する以前に、LINEは当然のように毎日使っている方も多いことと思います。そのLINELINE MUSICは音楽で彩ってくれる機能がいっぱいです。

また音楽アプリとしてもLINE MUSICは他社に遜色なく、十分な機能と楽曲を揃えています。料金プランも中学生から音楽一家、Androidユーザーまで、多くの方にお得な月額設定を準備しています。

LINE MUSICに興味がわいた方は、是非この機会に初回登録時1ヶ月無料を利用し、体験してみてはいかがでしょうか?音楽ライフが華やぐこと間違いなしです!

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