ダニエル・パウターの現在は?名曲・人気曲ランキング10選!
今回は少し前ですが「Bad Day」でとても人気だったDANIEL POWTER(ダニエル・パウター)について現在や曲についてご紹介していきます。
過去に好きだった方も多いと思うので気になる方は記事を読んでいただき更に好きなっていただけると幸いです。
目次
今更聞けない!?DANIEL POWTER(ダニエル・パウター)とは?
今回はトレードマークの帽子に、ピアノの引き語りスタイルからピアノマンと呼ばれる DANIEL POWTER(ダニエル・パウター) および彼の代表曲についてご紹介していきます。2005年から2006年にかけて世界中で大ヒットを記録した ”Bad Day” があまりにも有名ですが、それだけでない魅力的な彼の曲をご紹介していきますので、今回の記事を読んで興味を持たれた方はぜひとも彼のサウンドを一度聞いてみてください。
キャリアや出身などついて
1971年にカナダのヴァーノンで生まれた DANIEL POWTER(ダニエル・パウター)は、14歳の頃からピアノを弾き始め、高校生の時に初めてバンドを組んでリードボーカルとして歌うようになりました。
高校を卒業後は音楽大学に進みましたが、楽譜が読めなかったことから2年後にドロップアウトしました。
その時の体験からもっと自由に自分の音楽を作りたいという思いが芽生えたと後に語っています。
その後、バンクーバーのクラブで演奏をしていたところをプロデューサーのジェフ・ドーソンの目に留まり、その後のダニエルの特徴となるオルタナティヴ・ロックとポップ・ロックをミックスしたような音楽を共に作り上げていきました。
こうしてできたデモテープをレコード会社やプロダクションに送ると大きな反響がありましたが、中でも一番理解を示したアメリカのワーナー・ブラザース・レコードと「Bad Day」が書けた時点で契約の最終決断をしました。
2005年にデビューアルバム “Daniel Powter” からの最初のシングル ”Bad Day” が世界中で大ヒットを記録し、アルバムはアイルランドでプラチナディスクを獲得したほか、イギリス・フランス・オーストラリアでゴールド・ディスクを獲得しました。
そして、2枚目のアルバム ”Daniel Powter” がビルボードのアルバム・チャートで9位まで上昇する大ヒットとなることで、DANIEL POWTER(ダニエル・パウター)は一躍トップスターとなりました。
その後も2008年にはサード・アルバム ”Under The Radar”、2012年には4作目のアルバム ”Turn On The Lights” をリリースするなど、非常にクオリティの高い作品を発表し続けています。
ダニエル・パウターは現在、どんな活動をしているの?
2018年に5枚目のアルバム “Giants” 以降はアルバムを発表していないDANIEL POWTER(ダニエル・パウター)ですが、その後も地道に活動を続け、2021年には日本の女性シンガー平原綾香と ”Save Your Life” という曲をデュエットしたり、Patricia Kelly とのコラボ曲 ”Brave” を発表したりしています。
特に平原綾香とデュエットした ”Save Your Life” はコロナ禍の2020年に書き下ろされた曲ということで、リモートでのレコーディングやリモートでの共演として制作されたミュージックビデオが話題になりました。
また、この曲では互いに日本語と英語で歌っていることから、DANIEL POWTER(ダニエル・パウター)の日本語による歌唱も聴くことができます。
DANIEL POWTER(ダニエル・パウター)おすすめランキング!
順位 | タイトル | YouTube再生回数 | Apple Musicランキング | おすすめ |
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1位 | Daniel Powter – Bad Day Warner | 1.9億再生 | 1位 | ★★★★★ |
2位 |
Daniel Powter – Free Loop
|
1198万再生 | 2位 | ★★★★ |
3位 |
Daniel Powter – Love You Lately
|
544万再生 | 8位 | ★★★ |
4位 |
Daniel Powter – Best Of Me
|
487万再生 | 5位 | ★★★ |
5位 |
Daniel Powter – Next Plane Home
|
361万再生 | 10位以下 | ★★★ |
6位 |
Daniel Powter – Jimmy Gets High
|
165万再生 | 4位 | ★★★ |
7位 |
Daniel Powter – Lie To Me
|
139万再生 | 6位 | ★★★ |
8位 |
Daniel Powter “Crazy All My Life”
|
63万再生 | 10位以下 | ★★★★ |
9位 |
Save Your Life – Ayaka Hirahara & Daniel Powter
|
59万再生 | 10位以下 | ★★★ |
10位 |
Daniel Powter – Song 6
|
5.6万再生 | 3位 | ★★★ |
1位:Daniel Powter – Bad Day WarnerBad Day
再生回数 | 1.9億再生 |
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AMランキング | 1位 |
おすすめ | ★★★★★ |
2006年に発表されたデビューアルバム ”Daniel Powter” に収録された曲で、DANIEL POWTER(ダニエル・パウター)といえばこの曲というくらい、世界中で大ヒットを記録した彼の代表曲です。
彼が弾くピアノの優しいメロディーからはじまるこの曲は、一度聞いたら忘れられないメロディーの素晴らしさはもちろんですが、「もうこれ以上無理をしなくていいよ だって今日はついていない日だったから」と歌う DANIEL POWTER(ダニエル・パウター)のヴォーカルを聞いていると、落ち込んだりうまいこといかない日が続いてもまたやり直せばいいような気分にさせてくれます。
DANIEL POWTER(ダニエル・パウター)のポップなセンスはもちろんですが、音楽を聞くことで人の気持ちを変えていくという意味でも素晴らしい一曲です。
ミュージックビデオは、地下鉄の広告の余白に男女が絵を交互に書いていき、ラストではその男女が出合うというボーイミーツガールの映画を見ているかのようなストーリー仕立てに作られています。
2位:Daniel Powter – Free Loop
再生回数 | 1198万再生 |
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AMランキング | 2位 |
おすすめ | ★★★★ |
2006年に発表されたデビューアルバム ”Daniel Powter” に収録された曲で、セカンドシングルとしてリリースされました。
ピアノの弾き語りスタイルから「ピアノマン」と呼ばれる DANIEL POWTER(ダニエル・パウター)ですが、ビデオクリップのように場末のバーでピアノを弾いている姿を見ると、少しビリー・ジョエルを連想する人もいるかもしれません。
ですが、ビリー・ジョエルがニューヨークで暮らす人々の姿を少し斜めに構えて歌ったのに対して、DANIEL POWTER(ダニエル・パウター)はどこにでもいるちょっと落ち込んだ人をなぐさめてくれるような歌に聞こえます。
「僕たちは変われる またやっていけるさ」というように、ピアノの奏でるメロウなサウンドながらハスキーなボイスで歌うこの曲は、彼の他の曲と同じように人の心に訴えかえるものがあるのではないでしょうか。
3位:Daniel Powter – Love You Lately
再生回数 | 544万再生 |
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AMランキング | 8位 |
おすすめ | ★★★ |
2008年に発表されたセカンドアルバム “Under the Radar” に収録された、歌詞だけ読むとロマンチックなラブソングです。
「このごろ君を想っているのはこの僕さ 2人なら すごくいいことができるはず」だからもう一度戻ってきてくれないかという歌詞は、1人になったときにはじめて自分が失った愛の重みに気が付いたかのような、経験のある人間には痛みを伴うような歌でもあります。
DANIEL POWTER(ダニエル・パウター)は日本のことが好きで、「もし世界中が日本人のような人たちだったら世界はもっとよくなる」と発言したこともあるそうです。彼の歌には、うまくいかなかったとしてもまたやり直せるさ、というメッセージの込められた歌が多いのですが、こうした優しさというのも彼の日本びいきとどこか繋がるものがあるのかもしれませんね。
ビデオクリップでは、一度は男性の元を離れた女性が昔の楽しかった日々を思い出すことで失った愛の重みに気づかされましたが、ラストで別れた彼に電話をかけたことでそうした思いは彼にも伝わったのでしょうか。
4位:Daniel Powter – Best Of Me
再生回数 | 487万再生 |
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AMランキング | 5位 |
おすすめ | ★★★ |
2008年に発表されたセカンドアルバム “Under the Radar” に収録された曲で、石原さとみ主演のドラマ「アンナチュラル」の挿入歌にも使用されました。
「正しい方向に連れていってくれるかい 君が今夜いる場所に」と歌うこの曲は、DANIEL POWTER(ダニエル・パウター)が歌っていると分かる、サビの部分での特徴のあるハスキーボイスがとてもしっとりと耳に残ります。メロディーもどこかエルトンジョンを思わせるようなキャッチーなものに仕上がっています。
ラブソングのようにも聞こえるのですが、歌いかけている相手が男性とも女性とも解釈できるこの曲は、間違った方向に進んでしまった自分を救ってほしいという気持ちが切実に伝わってきます。
ミュージックビデオも、トレードマークの帽子にピアノの弾き語りというとてもシンプルなものですが、それだけにとてもこの曲のメロディーが耳に残ります。
DANIEL POWTER(ダニエル・パウター)は、”Bad Day” がヒットしすぎたせいか、一発屋と呼ばれることもあるそうですが、この ”Best Of Me” を聞くと ”Bad Day” に劣らず素晴らしい曲だということがよく分かります。
5位:Daniel Powter – Next Plane Home
再生回数 | 361万再生 |
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AMランキング | 10位以下 |
おすすめ | ★★★ |
2008年に発表されたセカンドアルバム “Under the Radar” に収録された曲で、DANIEL POWTER(ダニエル・パウター)曰く、自分の娘を思って作った曲だそうです。
そのせいもあるのか、しっとりとしたメロディーで聞かせる彼のイメージとは違って、この曲は明るいアップテンポなポップソングに仕上がっています。
「すごく寂しい 君がいないから だから次の飛行機で帰るよ」と歌う DANIEL POWTER(ダニエル・パウター)は、ツアーなどのためになかなか思うように娘に合うことのできない気持ちをストレートに表現しているようでもあり、ミュージックビデオではそんな娘に届くように歌っているようでもあります。
ビデオの最後で、小さな女の子が彼の元に走ってきて嬉しそうに手をつないでいるのは、実際の彼の娘なのか気になるところですが、なかなか娘に会うことができないので娘の方からやってきたというような、とても微笑ましいラストです。
6位:Daniel Powter – Jimmy Gets High
再生回数 | 165万再生 |
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AMランキング | 4位 |
おすすめ | ★★★ |
2006年に発表されたデビューアルバム ”Daniel Powter” に収録された曲で、シングルとしてもリリースされました。
DANIEL POWTER(ダニエル・パウター)らしい歌声とスローバラードのようなテンポの曲を聞いているとラブソングかと勘違いしてしまいますが、「ジミー、君には分かっているはずだろ ロックンロールで生計を立てているから誰もから嫌われていることを だから君は今夜、麻薬でハイになるんだ」と彼にしては珍しくシニカルな歌詞が歌われています。
この曲では、DANIEL POWTER(ダニエル・パウター)自身もしくは他のロックミュージシャン達への麻薬に耽る姿の危うさを表現しています。
そのせいか、ミュージックビデオでも、グルーピー達の乱痴気騒ぎが起こっている中で演奏している姿が映し出されています。
7位:Daniel Powter – Lie To Me
再生回数 | 139万再生 |
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AMランキング | 6位 |
おすすめ | ★★★ |
2006年に発表されたデビューアルバム ”Daniel Powter” に収録された曲ですが、DANIEL POWTER(ダニエル・パウター)の曲としては珍しく軽快なアップテンポなメロディーで、聞いていると思わず体を動かしたくなるようなサウンドです。
「あの子の名前はデトロイト・クール うちの近所に引っ越してきた」と歌う曲は、ボーイミーツガール的な内容でもありますが、何でこんな自分を好きになってくれないのだろうという男性の女性に対する愚痴も少し込められているようにも思えます。
アップテンポの少しファンキーな曲のせいか、ミュージックビデオも DANIEL POWTER(ダニエル・パウター)のバックで街の人々が思わず踊りだすという、ミュージカルを思わせるような作りになっています。
8位:Daniel Powter “Crazy All My Life”
再生回数 | 63万再生 |
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AMランキング | 10位以下 |
おすすめ | ★★★★ |
2012年に発表された3枚目のアルバム ”Turn On The Lights” に収録された曲で、デビューアルバムで聞くことのできるメロウなサウンドとはがらりと雰囲気を変え、カッティングギターのメロディーを前面に押し出した力強い曲となっています。
「君を初めて見た瞬間 僕の中の何かが砕け散ったようだ」と歌う曲は、離れていても忘れられない彼女に対する狂おしい思いが切実に歌われています。
これまでの DANIEL POWTER(ダニエル・パウター)の曲というのは、少し抑えた感じの曲が多かったように思いますが、この曲ではストレートな思いをギターのメロディーにのせて赤裸々に歌っているようでもあります。
9位:Save Your Life – Ayaka Hirahara & Daniel Powter
再生回数 | 59万再生 |
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AMランキング | 10位以下 |
おすすめ | ★★★ |
2021年に配信限定シングルとして平原綾香が「平原綾香 & ダニエル・パウター」名義で発表した曲で、世界中がコロナ禍に見舞われる現状を投影した作品となっています。
この曲では DANIEL POWTER(ダニエル・パウター)が英語の歌詞を、平原綾香が日本語の歌詞を交互に歌っていますが、一部ではそれぞれが日本語と英語で歌っています。また、この曲はコロナの影響でリモート・ビューイングによるレコーディングが行われました。
「何もよくならないこの世の中で 永遠に残るものなど何もなくて ただ僕らにできることは しっかりとつかまることだけ」と歌われる曲は、コロナのために辛い日々を送らないといけない多くの人達を励ますかのようなメッセージが込められており、DANIEL POWTER(ダニエル・パウター)のピアノによる弾き語りがとても印象的な曲です。なお、ビデオクリップでもリモートを通した共演ということで、2人の歌う姿が交互に青をバックに映し出されていきます。
10位:Daniel Powter – Song 6
再生回数 | 5.6万再生 |
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AMランキング | 3位 |
おすすめ | ★★★ |
2006年に発表されたデビューアルバム ”Daniel Powter” に収録された曲です。タイトルにある6というのは、歌詞の中に「ロックンロール」という言葉があることから、ロックを意味しているのでしょうか。
「ちっとも強くないということが君に知られてしまうだろう だから今はそこの女の子とロックンロール」というサビの歌詞は、自分は強くなんかないのだけど、とりあえずは横になって音楽を聞こうという、正直な気持ちが込められている歌です。
こうした歌詞がメロディアスで心地よいサウンドに乗って聞こえてくるのが彼の音楽がよく聞かれる理由の1つなのでしょう。
デビューアルバムは ”Bad Day” があまりにも有名ですが、この曲もサビの部分のメロディラインといい、DANIEL POWTER(ダニエル・パウター)のハスキーなヴォーカルがとても美しい曲に仕上がっています。
その他:その他ダニエルパウターについて
ここまでは DANIEL POWTER(ダニエル・パウター) の人気曲や代表曲10選についての紹介、解説をしてきました。
ここからは、DANIEL POWTER(ダニエル・パウター)について気になる情報を記載していきます。
ダニエルパウターの来日情報はあるのか?
DANIEL POWTER(ダニエル・パウター)は、2006年8月にサマー・ソニックに出演後、同年の11月に単独の公演を初めて行いました。その後も2012年、2019年と来日公演を行いましたが、2020年に予定されていた来日公演は、日本政府から発令された渡航中止勧告により、出演予定ミュージシャンの日本入国が困難となったため中止となってしまいました。
今のところ来日の予定はありませんが、日本が好きという本人のコメントなどもあることから、コロナがひと段落するようになれば、またその美しい歌声を聞かせてくれるのではないでしょうか。
ダニエルパウターと平原綾香の関係は?
2021年に DANIEL POWTER(ダニエル・パウター)と平原綾香は “Save Your Life” をデュエットしましたが、2人がこの曲をコラボするきっかけとなったのは、DANIEL POWTER(ダニエル・パウター)が彼女の曲を聴いてコラボさせてほしいとリクエストしたそうです。
この年はコロナが流行していたこともあり、直接会ってコラボすることはできなかったものの、海を超えたリモートでレコーディングを行いました。
曲の中で DANIEL POWTER(ダニエル・パウター)が一部日本語で歌う部分について、平原綾香はこんなデュエットの仕方もあるのかと感動したとコメントしています。