2pac(トゥパック)の人気曲ランキングTOP20!【名曲やアルバムも!】
今回は伝説的なHIP HOPアーティスト2Pac(トゥパック)の代表曲についてご紹介していきます。個人的にめちゃくちゃ好きなアーティストなので興味のある方はより好きになっていただき、知らない方はこの機会にお気に入りの曲を見つけていただけると幸いです。
目次
今更聞けない!?2Pac(トゥパック)とは?
まずは出身や誕生日・経歴について紹介します。
2Pacは1971年生まれ、ニューヨーク市マンハッタン区ハーレム地区の出身で91年にラッパーとしてデビューしています。
92年には俳優としての才能も発揮し、映画「Juice」に主演します。
東西抗争が続く96年に銃撃に遭い、若くして死亡します。25歳の頃でした。
伝記映画「ALL EYEZ ON ME」では彼の生涯や死の裏側を紐解いています。
死後も人気は衰える事なく、未発表音源など多くの作品がリリースされています。一方で楽曲の所有権問題が起きた事も報道されています。
彼に影響を受けたと語るラッパーは数え知れず。90年代を代表するヒップホップアーティストの1人です。
2pacのすごさはどんなところ?
2pacの死後も尚、彼のファンは増え続けています。
魅力の秘訣はまず、リスナーの興味を引く楽曲トピックの多さです。
ハードな曲からメロウな曲まで、2pacの得意ジャンルです。加えて、卓越したラップスキルも挙げられます。
抜群のリズム感で歌うリアルな描写は、簡単には真似できません。
そこにDr.Dreをはじめとした一流プロデューサーが加われば高いクオリティの楽曲が生まれる事も必然でしょう。
壮絶な人生を送った彼のラップミュージックは聴き手を引き込む要素をたくさん持っています。
2Pac(トゥパック)の人気曲ランキング
ここからはおすすめランキングTOP20を紹介していきます。ランキングはYoutubeの再生回数やアップルミュージックのランキング・おすすめを参考にしています。曲紹介は10位までしており、ランキングは25位まで掲載しています。
10位以下は動画は添付しておらず本文内のテキストを押すとオフィシャルYoutubeにリンクします。
順位 | タイトル | YouTube再生回数 | Appleミュージックランキング | おすすめ |
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1位 | Hit ‘Em Up | 4.6億再生 | 3位 | ★★★★ |
2位 | California Love | 3.5億再生 | 1位 | ★★★★★ |
3位 | Dear Mama | 3.2億再生 | 4位 | ★★★★ |
4位 | Changes | 2.3億再生 | 5位 | ★★★★★ |
5位 | Hail Mary | 2.2億再生 | 7位 | ★★★ |
6位 | Ghetto Gospel | 1.5億再生 | 10位以下 | ★★★★ |
7位 | Ambitionz Az A Ridah | 8716万再生 | 2位 | ★★★ |
8位 | Life Goes On | 1.3億再生 | 10位以下 | ★★★★ |
9位 | I Get Around | 7008万再生 | 10位 | ★★★★★ |
10位 | Brenda’s Got A Baby | 4606万再生 | 10位以下 | ★★★ |
11位 | All Eyez On Me | 3974万再生 | 9位 | ★★★★ |
12位 | Do for Love | 3450万再生 | 10位以下 | ★★★★★ |
13位 | So Many Tears | 3098万再生 | 10位以下 | ★★★ |
14位 | Pac’s Life | 2289万再生 | 10位以下 | ★★★★ |
15位 | I Ain’t Mad At Cha | 2153万再生 | 10位以下 | ★★★ |
16位 | Keep Ya Head Up | 1589万再生 | 6位 | ★★★★ |
17位 | So Many Tears | 1416万再生 | 10位以下 | ★★★ |
18位 | Picture Me Rollin’ | 1247万再生 | 10位以下 | ★★★ |
19位 | Baby Don’t Cry | 1153万再生 | 10位以下 | ★★★★ |
20位 | Me And My Girlfriend | 930万再生 | 10位以下 | ★★★ |
21位 | How Do U Want It | 735万再生 | 8位 | ★★★ |
22位 | To Live And Die In LA | 635万再生 | 10位以下 | ★★★ |
23位 | Can’t C Me | 685万再生 | 10位以下 | ★★★ |
24位 | 2 Of Amerikaz Most Wanted | 674万再生 | 10位以下 | ★★★ |
25位 | 2 of Amerikaz Most Wanted | 675万再生 | 10位以下 | ★★★ |
1位:Hit ‘Em Up
再生回数 | 4.6億再生 |
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AMランキング | 3位 |
おすすめ | ★★★★ |
アルバム「Greatest Hits」収録。96年リリース。客演:Outlawz。
The Notorious B.I.G へのディスソングです。
実名で容赦なく罵る冒頭のラップパートは、一聴の価値ありです。
バックトラックに噛み付く様な、2pacのライミングに圧倒されます。
2人のビーフが非常にハードだった事が伝わります。
一説ではB.I.Gがアンサー曲を返さなかった理由は、2Pacとの和解を望んでいた為とされています。
※ディスソング=相手を否定する曲
※ライミング=韻を踏みラップする事
※ビーフ=お互いを挑発しあいケンカをする事
2位:California Love
再生回数 | 3.5億再生 |
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AMランキング | 1位 |
おすすめ | ★★★★★ |
アルバム「Greatest Hits」収録。95年リリース。客演:Dr.Dre、Roger Troutman。
出所後のカムバック曲、Joe Cockerの「Woman to Woman」をサンプリングしています。
Roger Troutmanの歌うサビ部分は聴き覚えのある方も多いのではないでしょうか。
とにかくノリの良いカリフォルニア賛歌は、20年以上経った今も色褪せません。
収録アルバムの「Greatest Hits」は500万枚以上のセールスを記録しました。
※サンプリング=過去の曲や音源の一部を流用し、再構築して新たな楽曲を製作する音楽製作法
3位:Dear Mama
再生回数 | 3.2億再生 |
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AMランキング | 4位 |
おすすめ | ★★★★ |
アルバム「Greatest Hits」収録。95年リリース。
母への想いを綴った名曲、「Dear Mama」。
2Pacと母・アフェニ・シャクールの関係は順風満帆とは言えずその様子は映画「ALL EYEZ ON ME」の中でも描かれています。
ドラッグに溺れたアフェニの更生をきっかけに作った曲であり愛に溢れた歌詞は多くのリスナーの心に響きました。
Joe Sampleの定番曲「In All My Wildest Dreams」をサンプリングしたメロウなトラックも聴きどころです。
4位:Changes
再生回数 | 2.3億再生 |
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AMランキング | 5位 |
おすすめ | ★★★★★ |
アルバム「Greatest Hits」収録。98年リリース。
Changesは2Pacの死後にリリースされた未発表曲です。各国のチャートでトップ10入りし、代表曲の1つとなりました。
Bruce Hornsbyの「The Way It Is」をサンプリングした疾走感のあるビート上で、人種差別について歌います。
ピアノの美しいメロディが、彼のメッセージをより際立たせます。
5位:Hail Mary
再生回数 | 2.2億再生 |
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AMランキング | 7位 |
おすすめ | ★★★ |
アルバム「The Don Killuminati: The 7 Day Theory」収録。96年リリース。客演:Outlawz、Prince Ital Joe。
「Hail Mary」も死後に発表されたアルバムからのシングルカット曲です。
アルバムは400万枚以上のセールスを記録しました。鐘の鳴るダークなトラックを、ラップで乗りこなす2pacが印象的です。
意味深な収録アルバムタイトルは、リスナー達に噂をされ生存説が囁かれるきっかけにもなりました。
イタリアの哲学者「Niccolò Machiavelli」の影響を受け当時、2Pacは「Makaveli」と改名しています。
6位:Ghetto Gospel
再生回数 | 1.5億再生 |
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AMランキング | 10位以下 |
おすすめ | ★★★★ |
アルバム「Loyal To The Game」収録。04年リリース。
Elton John の「Indian Sunset」を引用したメロウチューンです。自身のコミュニティへ向け、希望を歌詞に込めています。
オーケストラの演奏を思わせる美しいトラックですが2Pacのラップが乗ると、途端にヒップホップへと変わります。
この曲も死後発表された未発表曲です。熱心にラップに取り組んでいたとはいえここまで死後のリリースが続くアーティストはいません。
収録アルバムの総合プロデュースにはEminemが参加し話題になりました。
7位:Ambitionz Az A Ridah
再生回数 | 8716万再生 |
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AMランキング | 2位 |
おすすめ | ★★★ |
アルバム「All Eyez On Me」収録。96年リリース。
生前最後に発表したアルバムの1曲目を飾る人気曲です。
闇を切り裂く様なスネアドラムが、スリリングに鳴り響きます。
攻撃的な歌詞も迫力満点です。
18年に人気の若手ラッパーJoey Purpがフリースタイルでこのトラックを使用し、最注目されるきっかけになりました。
映画「ALL EYEZ ON ME」の冒頭でもこの曲が流れます。
※フリースタイル=即興でラップをする事
8位:Life Goes On
再生回数 | 1.3億再生 |
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AMランキング | 10位以下 |
おすすめ | ★★★★ |
アルバム「All Eyez On Me」収録。96年リリース。
O’Jays「Brandy」をサンプリングした「Dear Mama」に続くメロウソングです。
心地よい女性コーラスが感動を助長します。ストリートの現状を憂う歌詞に心打たれます。
ハードな人生を歌う2Pacですがメロウで聴きやすいバックトラックが多い点も、彼の人気の秘訣でしょう。
9位:I Get Around
再生回数 | 7008万再生 |
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AMランキング | 10位 |
おすすめ | ★★★★★ |
アルバム「Strictly 4 My N.I.G.G.A.Z…」収録。93年リリース。客演:Shock G、Money-B。
この曲を収録した2ndアルバムは、プラチナディスクを獲得しました。性的な内容の歌詞は、賛否両論がありました。
しかし、それ以上にノリの良いこの曲は人気が高く多くのアーティストがカバーしてきました。
2pacにはカバーやオマージュなどの関連曲が多くあり聞き比べる事で面白みが増します。
10位:Brenda’s Got A Baby
再生回数 | 4606万再生 |
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AMランキング | 10位以下 |
おすすめ | ★★★ |
アルバム「2PACALYPSE NOW」収録。91年リリース。
若者の妊娠、出産について歌う、この曲には悲しい結末が待っています。その様子はPVでも描かれています。
罪のない犠牲者を生むコミュニティの現状は、彼のラップテーマの一つです。
心境を吐露する為にも、ラップをアウトプットの手段として選んだのではないでしょうか。
一貫してリアルなストリート事情を歌う姿勢に支持が集まる事は納得できます。収録アルバムのタイトルは地獄の黙示録をもじっています。
11位:All Eyez On Me
再生回数 | 3974万再生 |
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AMランキング | 9位 |
おすすめ | ★★★★ |
12位:Do for Love
再生回数 | 3450万再生 |
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AMランキング | 10位以下 |
おすすめ | ★★★★★ |
13位:So Many Tears
再生回数 | 3098万再生 |
---|---|
AMランキング | 10位以下 |
おすすめ | ★★★ |
14位:Pac’s Life
再生回数 | 2289万再生 |
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AMランキング | 10位以下 |
おすすめ | ★★★★ |
15位:I Ain’t Mad At Cha
再生回数 | 2153万再生 |
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AMランキング | 10位以下 |
おすすめ | ★★★ |
【公式】I Ain’t Mad At ChaのPV動画はこちら>>
その他:2Pac(トゥパック)について
先ほどまではおすすめの曲のランキングなどについて紹介していきました。
ここからがその他2Pac(トゥパック)についての情報を紹介していきたいと思います。
2Pac(トゥパック)のおすすめのアルバムTOP3
1位 Greatest Hits
2枚組25曲収録。ラップアルバムのベスト盤として史上最高の売上を記録しほとんどの人気曲が収録されています。
その為、2pacの入門編として聴くには充分過ぎるアルバムです。
2位 R U Still Down? (Remember Me)
2枚組26曲収録。未発表曲をまとめた裏ベスト盤とも呼べるアルバムです。
「Greatest Hits」を聴き、物足りない方へオススメの1枚です。
3位 2PACALYPSE NOW
13曲収録。2pacの1stアルバムでありキャリア後期とは雰囲気の違うファンキーな作品です。
ベストアルバム、未発表曲集と聞いた上で、更に深堀したい方はデビュー当時の彼の音源も、チェックしてみてはいかがでしょうか。
2Pac(トゥパック)の死因は?
2pacの死因について、未だ明確な結論は出ていません。
・東西抗争
・銃撃時、同席していたSuge Knightを狙った犯行だった
・社会的な事を歌う彼を、邪魔に思う国家が暗殺した
・生存説
etc…
96年の死後、様々な憶測がファンの間で飛び交っています。
今後も新たな説が噂される事でしょう。
2pacに興味を持っている方には生涯を描く映画「ALL EYEZ ON ME」をオススメします。
背景をよく知る事で、より彼の音楽へ引き込まれます。