DMXのおすすめ代表曲ランキングTOP15!伝説的ラッパーの代表曲!
今回はハードコアHIP HOPの代名詞「DMX」について紹介します。個人的にめちゃくちゃ好きなアーティストなので知らない方は是非聞いて行ってください。気合の入る男気HIP HOPを堪能してください。
目次
今更ながら!DMXとは?
デビューアルバムを発売してから5作連続で全米チャート1位を獲得した初のアーティストです。俳優としての活躍もしていて「D E N G E K I電撃」や「ブラックダイヤモンド」がヒット作として知られています。2021年4月9日に50歳で亡くなっています。
出身や経歴、曲の特徴・死因など
本名はアール・シモンズ、当時使っていたドラムマシンのOberheim DMXから芸名をつけたそうです。1990年代から活動を始めていて1993年にシングルの“Born Loser”でデビューしました。
1998年にはレーコード会社のデフ・ジャムから“Get At Me Dog”をリリースしメジャーデビューしました。この曲を含んだアルバムを同年にリリースし全米のビルボード200で初登場首位を獲得し一躍有名になります。この年には映画「Belly」で映画デビューをしました。その後セカンドアルバム“Flesh Of My Flesh ,Blood Of My Blood”を同年1998年、サードアルバム”…And Then There Was X”を1999年に発売します。セカンドアルバムは300万枚、サードアルバムは500万枚を売り上げる人気作になりました。
4作目の“The Great Depression”を2001年、5作目の“Grand Champ”を2003年にリリースしアルバムが5作連続トップチャート獲得という偉業を成し遂げています。
1度は引退を発表するもレコード会社をコロンビアレコードへと変えて活動を続けました。
2019年にデフ・ジャムと再契約し“Just in Case”をリリースし話題となります。
しかし、2021年4月9日に新作のリリースを前に亡くなりました。死因はコカインの過剰摂取による心臓発作と言われています。
DMXの曲はハードコアなスタイルでダークな印象を受けるものです。当時ヒップホップが主流となっていく中もこのスタイルを貫き、ハードコアなヒップホップの人気を牽引した人物だと言えます。
DMXのおすすめ代表曲ランキングTOP15!
ここからはオススメの代表曲をランキング形式でTOP15を紹介していきます。
10位までは曲の紹介をしていますがそれ以降は表でご確認ください。
順位 | タイトル | YouTube再生回数 | iTunesランキング | おすすめ |
---|---|---|---|---|
1位 | Ruff Ryders Anthem | 1.7億再生 | 1位 | ★★★★★ |
2位 | X Gon’ Give It To Ya | 1.9億再生 | 3位 | ★★★★★ |
3位 | Party Up (Up in Here) | 1.4億再生 | 2位 | ★★★★★ |
4位 | Where The Hood At? | 1.1億再生 | 4位 | ★★★★★ |
5位 | What They Really Want | 7033万再生 | 5位 | ★★★ |
6位 | Slippin | 7533万再生 | 6位 | ★★★★ |
7位 | How It’s Goin’ Down | 5528万再生 | 7位 | ★★★★ |
8位 | What’s My Name | 3309万再生 | 9位 | ★★★★★ |
9位 | Who We Be | 1432万再生 | 10位以下 | ★★★★ |
10位 | Money, Cash, Hoes | 722万再生 | 8位 | ★★★ |
11位 | On The Lox – Money, Power & Respect | 931万再生 | 10位以下 | ★★★★ |
12位 | Mase – 24 Hours to Live | 451万再生 | 10位以下 | ★★★ |
13位 | Get at Me Dog | 344万再生 | 10位 | ★★★★ |
14位 | Blackout | 227万再生 | 10位以下 | ★★★ |
15位 | Grand Finale | 97万再生 | 10位以下 | ★★★ |
1位:Ruff Ryders Anthem
再生回数 | 1.7億再生 |
---|---|
AMランキング | 1位 |
おすすめ | ★★★★★ |
アルバム“It’s Dark and Hell is Hot”収録曲。1998年リリース。
DMXの代表曲の1つである曲です。サビの「Stop Drop」というフレーズがキャッチーでDMXといえばこの曲と思う方もいるのではないでしょうか。歌詞の内容はラフライダースの生き方を歌ったものです。
M Vも当時の黒人ラッパーのイメージそのもので時代を感じさせるものがあります。
2位:X Gon’ Give It To Ya
2003年の曲でアルバムCradle 2theGraveに収録されています。
気合の一曲です!一番気合が入るのではないかと思います。
2016年の映画「デッドプール」で使われたことで再び人気になった一曲で聞いてもらうと分かりますが強く体を縦振りしたくなるようなパンチが聞いています。
3位:Party Up (Up in Here)
再生回数 | 1.4億再生 |
---|---|
AMランキング | 2位 |
おすすめ | ★★★★★ |
アルバム“…And Then There Was X”収録曲。1999年リリース。
DMXの最も興行的に成功したシングルです。さまざまな映画で使用されて人気になりました。曲にはアルバム版、修正されたアルバム版、ラジオ・ビデオ版と3種類のバージョンがあります。アメフトチームのフィラデルフィアイーグルスや野球チームのロサンゼルスドジャースのホームゲームでも演奏されているためヒップホップに興味がない方でも聞いたことがあるかもしれません。
4位:Where The Hood At?
再生回数 | 1.1億再生 |
---|---|
AMランキング | 4位 |
おすすめ | ★★★★★ |
この曲の元ネタはAlbert Kingの「I’ll Play the Blues for You 」という曲で元ネタはを聞いてもらうともうDMX好みなのがよく分かります!笑 2003年のスタジオアルバムGrandChampに収録されています。この曲のPVにはハードコアHIP HOPで欠かせないバスタライムずなども出演しています。言わずもがなですがパンチの効いた一曲です。
5位:What They Really Want
再生回数 | 7033万再生 |
---|---|
AMランキング | 5位 |
おすすめ | ★★★ |
アルバム“…And Then There Was X”収録曲。1999年リリース。客演にSisqo。
M Vやメディア用に「What They Really Want」というタイトルになっていますがアルバムに収録されているタイトルは「What These Bitches Want」というものです。3つ目のアルバムの中から3rd.シングルとしてリリースされました。DMXの過去の女性について歌った曲です
6位:Slippin
再生回数 | 7533万再生 |
---|---|
AMランキング | 6位 |
おすすめ | ★★★★ |
1998年の曲でスタジオアルバムFlesh of My Flesh、Blood of My Bloodに収録されています。
元ネタはGroverWashingtonJr .による「Moonstreams」です。
歌詞は少し哲学的なものになっており1位〜4位までのゴリゴリハードコアHIP HOPとは少し違うテイストになっています。
DMXの曲の中では落ち着いてきける一曲です。
7位:How It’s Goin’ Down
再生回数 | 5528万再生 |
---|---|
AMランキング | 7位 |
おすすめ | ★★★★ |
アルバム“It’s Dark and Hell is Hot”収録曲。1998年リリース。客演にフェイス・エヴァンス。
この曲はHeadhunters の“God Make Me Funky”がサンプリングされています。不倫関係にある女性のことを大切にしたいが相手の家庭を壊したくないという歌詞です。M Vは歌詞のストーリーが再現されているものとなっています。アーティストであるEve、Ja Rule 、Drag-On 、 Irv Gottがカメオ出演していますが当時無名のアーティストだったためM Vが出てしばらくしてから再び注目されました。
8位:What’s My Name
再生回数 | 3309万再生 |
---|---|
AMランキング | 9位 |
おすすめ | ★★★★ |
1999年リリースされた曲でDMXらしい一曲です。
歌詞の内容はタイトル通り自身について歌っています。
「DMX」とシャウトする部分は思わず叫びたくなります。
9位:Who We Be
再生回数 | 1432万再生 |
---|---|
AMランキング | 10位以下 |
おすすめ | ★★★★ |
アルバム“The Great Depression”収録曲。2001年リリース。
黒人の貧困問題や当時から問題となっていた刑事制度への不満などを歌っている曲です。
MVではDMXが牢屋の中から訴えかけるように歌っています。実際の映像を入れつつメッセージ性の強い作品になっています。
10位:Money, Cash, Hoes
再生回数 | 722万再生 |
---|---|
AMランキング | 3位 |
おすすめ | ★★★ |
1998年にリリース。ミックスにはラッパーの仲間とRoc-A-Fellaアーティストのメンフィスブリークとビーニーシーゲルがスウィズビーツのプロデュースで出演しています。
一番の特徴はジェイ・Zとコラボしている作品になります。
その他:DMXについて
上記でオススメの曲を人気順に紹介しました。
ここからは少し気になる情報を追加で紹介していきます。
DMXのその他オススメの曲は?
24 Hours to Live
Maseアルバム“Harlem World”収録曲。1997年リリース。
Maseへの客演としてBlack Rob、Loxと共に参加。
24時間しか生きられないとするならばどのように過ごすかという問いかけに各ラッパーがアンサーを返していく内容です。この曲は歌詞の内容と客演の面々により話題を呼びました。シングル版が発売されていない曲でありながらM Vが作成されている作品です。
On The Lox – Money, Power & Respect
The LOXアルバム“Money, Power & Respect”収録曲。1998年リリース。Lil’Kimと客演での参加。
The Loxのデビューアルバムに入っている表題曲です。多くの客演をしているこのアルバムは大成功を収めました。その後、同年にこの曲はシングル版としてもリリースされます。題の通り金は力で尊厳であることを歌っている曲です。
Yung Wun – Tear It Up
Yung Wunアルバム“The Dirtiest Thirstiest”収録曲。2004年リリース。Lil’ Flip, David Bannerと客演での参加。
DMXは曲のサビ部分での参加です。この曲の1部は映画「ドラムライン」の作中で演奏されているダンシングマシンをサンプリングしています。YungWunの出した曲の中で最も人気のある作品です。自由奔放に行動する様子が歌われています。
No Love For Me
アルバム“Flesh Of My Flesh ,Blood Of My Blood”収録曲。1998年リリース。客演にDrag-On。
シングル版ではKasseem Deanも客演に加わっています。相手の女性に対して自分と一緒になるようにと歌っている曲です。トラックが特徴的でラテンの要素も取り入れて全体的に聴き心地の良いテンポ感となっています。
ヒップホップとR&Bが全盛期の時代に人気を博した1曲です。
DMXのゴスペルとは?
DMXは5作目のアルバムリリース後に聖職につくためラッパーの引退を宣言していました。その後2009年に福音宣教としてゴスペルアルバムを制作し話題となりました。DMXの曲の中にはゴスペルからの影響を受けたと感じられる曲もあるためルーツのあるジャンルとして知っておくと聞く楽しみが増えると思います。
DMXの名盤(アルバム)TOP3
以下ではオススメのアルバム(名盤)を3つ紹介します。
It’s Dark and Hell Is Hot
ファーストアルバムでありDMXを一躍有名にした作品です。Ruff Ryders AnthemとGet at Me Dogの人気な2曲が収録されています。名曲揃いなうえに発売されているアルバムの中では比較的キャッチーなものとなっているためとりあえず聴いてみたい人におすすめです。
…And Then There Was X
ハードなヒップホップが好きな方におすすめのアルバムです。シャウトやDMXの特徴的な声の良さが最大限に引き出されている曲が目白押しとなっています。Party UpやWhat’s My Nameなど盛り上がる曲も収録されています。ロックを聴いてきたという方におすすめです。
Exodus
DMXの遺作となった作品です。ほとんどの曲に客演を招いており豪華な作品になっています。スヌープドッグのスタジオで作り上げられたというこの作品はさまざまなスタイルの曲が詰まっており飽きさせないアルバムです。