サンタナの名盤は?おすすめのアルバムベスト3!代表曲ランキングTOP10!

サンタナの名盤

今回はロックにラテンのリズムを導入したサウンドで有名なサンタナ(Santana)および彼らの代表曲についてご紹介していきます。

パワフルかつ哀愁のあるギタープレイで日本にもファンの多いギタリストであるカルロス・サンタナが中心となってできたグループは1969年にデビューしましたが、デビューと同時期にウッドストックに出演し大きな話題となりました。

初期には後にジャーニーのギタリストとしても活躍するニール・ショーンが在籍していたことでも知られ、サンタナの代表曲である「哀愁のヨーロッパ」が日本でもヒットするなど、日本にとっても馴染み深いバンドといえます。

ここではそんなサンタナの魅力が伝わる曲をご紹介していきますので、今回の記事を読んで興味を持たれた方はぜひともサンタナの代表的な曲を一度聞いてみてください。

サンタナ(Santana)とは?サンタナの経歴やエピソードなどを紹介

1947年にメキシコで生まれたカルロス・サンタナは、マリアッチのヴァイオリン奏者だった父から指導を受けヴァイオリンとギターを習いました。

やがて一家はカリフォルニア州との国境沿いのティフアナからサンフランシスコへと移りましたが、カルロス・サンタナは1962年に家族と合流するまではティフアナで暮らしていました。

後にサンフランシスコで家族と合流したカルロス・サンタナは、ブルースやラテンジャズに傾倒し、B.B.キングやT-ボーン・ウォーカー、ジョン・リー・フッカーといったミュージシャンから影響を受け、1966年には仲間のストリートミュージシャン達と共にサンタナの前身である “Santana Blues Band” を結成しました。

その後1969年にコロムビア・レコードと契約し、バンド名も現在のサンタナと変更しました。同年にはデビューアルバム “Santana” のリリース前にウッドストックに出演し、そのパフォーマンスが衝撃的だったことから、デビューアルバムはビルボード200で4位となりました。

1970年にリリースされたセカンドアルバム “Abraxas” は、ビルボード・アルバム・チャートで6週間1位を獲得するといった大ヒットアルバムとなりました。また、アルバムに収録されたフリートウッド・マックのカバー “Black Magic Woman” はサンタナの代表曲の1つとなりました。

1971年にリリースされたサードアルバム “Santana III” では、当時まだ17歳だったニール・ショーンが参加したことで、ツインリードギターの編成となりました。絶妙かつパワフルで自由なギター演奏が堪能できるこのアルバムも、前作同様にチャートの1位を獲得しました。またこの年には日本に初めて来日し、大阪と東京でそれぞれライブを行っています。

1972年には大幅にメンバーを入れ替えて、4枚目のアルバム “Caravanserai” をリリースしました。当時のマイルス・デイヴィスやウェザー・リポートなどのエレクトリック・ジャズに影響を受けたこのアルバムは、インストゥルメンタルが多い作品ということもあり評価の分かれる作品となりました。これ以降のアルバムはそれまでのラテンロックからジャズ色を強めた傾向のアルバムがリリースされることになります。

1974年にはアルバムジャケットを横尾忠則がデザインしたことで話題になった サンタナ初のライブ盤 “Lotus” をリリースしましたが、これは1973年に大阪厚生年金会館での演奏を収録したものです。また、1976年は同じく横尾忠則がアルバムジャケットをデザインした “Amigos” がリリースされ、アルバムに収録されたインストゥルメンタル “Europa (Earth’s Cry Heaven’s Smile)” は、サンタナといえばこの曲を代表曲として挙げるほど日本でもヒットしました。

その後80年代にはいるとアルバムのセールスが落ち込んだことから、長いブランクを挟みながらツアーを行っていたサンタナでしたが、1998年にロックの殿堂入りを果たすと、翌年199年にリリースされたアルバム “Supernatural” では28年ぶりにビルボード200で1位を獲得し、最終的に全世界で3000万枚以上を売り上げる大ヒットとなりました。また、このアルバムはグラミー賞でも9部門を獲得したことで長い低迷期から復活しました。

2002年にリリースされたアルバム “Shaman” も全米で1位を獲得して以降はコンスタントにアルバムを発表し、日本にもたびたび来日しています。また、2016年にリリースされたアルバム “Santana IV” は、ニール・ショーンをはじめ “Santana III” に参加した5人のメンバーが再結集して制作されたことでも話題となりました。

サンタナの名盤アルバムベスト3!

これから名盤アルバムのベスト3を発表いたします。

サンタナ(Santana)

1969年にリリースされたデビューアルバムは、ロックとラテンのリズムを融合したラテンロックとして多くのリスナーに衝撃を与えました。

さらにこのアルバムが発売される前に出演したウッドストック・フェスティバルでのパフォーマンスが素晴らしかったことから、全米4位となる大ヒットとなりました。

衝撃的なデビューを飾ったサンタナのデビューアルバムですが、1998年にこのアルバムがリマスターされた際には、ウッドストックでのライヴ音源3曲がボーナス・トラックとして収録されています。

天の守護神(Abraxas)

1970年にリリースされたセカンドアルバムは、ジャケットのインパクトもさることながら、サンタナの代表的なアルバムになりました。

サンタナにとって初の全米1位を獲得しただけでなく、フリートウッド・マックの曲をカバーした “Black Magic Woman” は全米で4位を獲得しただけでなく、彼らの代表曲ともなりました。

軽やかなパーカッションの演奏の中を縦横無尽に駆け巡るギターの演奏は圧巻の一言です。

サンタナIII(Santana III)

1971年にリリースされたサードアルバムは、ニール・ショーンの参加でツインギターとなったことから、よりパワフルで厚みのあるサウンドを堪能することができます。

アルバムのオープニングを飾る “Batuka” からアルバム全体を通じて、カルロス・サンタナの官能的かつ力強いギターを存分に楽しむことができます。

セカンドアルバムのインパクトが強すぎたためか、評価されることの少ないアルバムですが、それでも前作に続き2度目の全米1位を獲得しました。

サンタナの代表曲ランキングTOP10

ここからはおすすめ曲・代表曲をランキング形式で発表していきます。

順位 タイトル YouTube再生回数 Apple musicランキング おすすめ
1位 Maria Maria 4.3億再生 1位 ★★★★★
2位 Smooth 2.7億再生 2位 ★★★★★
3位 Corazon Espinado 2.3億再生 8位 ★★★★
4位 into the Night 7674万再生 6位 ★★★★
5位 The Game of Love 4812万再生 7位 ★★★★★
6位 Black Magic Woman 2894万再生 3位 ★★★★
7位 Oye Como Va 2792万再生 4位 ★★★★★
8位 Samba Pa Ti 3158万再生 10位 ★★★★★
9位 Put Your Lights On 3724万再生 10位以下 ★★★★
10位 Just Feel Better 3304万再生 10位以下 ★★★★

1位:Maria Maria

再生回数 4.3億再生
AMランキング 1位
おすすめ ★★★★★

1999年にリリースされたアルバム “Supernatural”に収録された曲で、翌2000年位にはチャートの1位を獲得しただけでなく、第42回グラミー賞では最優秀ポップ・パフォーマンス部門を受賞しました。

映画「ウエスト・サイド物語」をモチーフとして作られたこの曲は、カルロス・サンタナのメロウなアコースティックギターのメロディーと、エレキギターの情熱的なサウンドを聞くことができます。初期のギターサウンドとは違って、ここでは良質なラテンポップを聞くことができます。

曲のタイトルでもある「マリア」は「ウエスト・サイド物語」に登場する主人公の名前ですが、実際の映画とは異なる歌詞も曲には一部含まれています。

2位:Smooth

再生回数 2.7億再生
AMランキング 2位
おすすめ ★★★★★

1999年にリリースされたアルバム “Supernatural” に収録された曲で、マッチボックス20のロブ・トーマスがこの曲でゲストミュージシャンとしてフューチャーされています。

長い間低迷期が続いていたサンタナでしたが、この曲は全米でも12週連続でNo1になるといった大ヒットを記録しました。

パーカッションが刻むラテンのリズムをバックにだみ声で歌うロブ・トーマスと、絡みつくかのようなカルロス・サンタナのギターがとてもマッチしたこの曲は、ラテンアメリカの暑い夏を思わせるようなホットなサウンドに仕上がっています。

また、この曲はビルボード誌が55周年記念で発表したHot100チャートでも堂々の第2位にランキングされました。

3位:Corazon Espinado

再生回数 2.3億再生
AMランキング 8位
おすすめ ★★★★

1999年にリリースされたアルバム “Supernatural” に収録された曲で、この曲ではメキシコのロックバンドであるマナーがフューチャーされています。

7年振りにリリースされたこのアルバムでは、多彩なゲストを迎えて曲が作られましたが、これまでのサンタナとサウンドを踏襲しながらも、参加したゲストによって新たな魅力が引き出されたことがヒットの要因の1つでもあるようです。

この曲でもこれまでサンタナが演奏したラテンロックの流れでありながら、ロックバンドと共演することでまた新たな音楽の可能性が生まれてきたかのように聞こえてきます。

カルロス・サンタナのギターサウンドは年齢を重ねてもますます健在ぶりを発揮し、この曲でも縦横無尽なプレイを聞かせてくれます。

4位:into the Night

再生回数 7674万再生
AMランキング 6位
おすすめ ★★★★

2007年にリリースされたベストアルバム “Ultimate Santana” のトップに収録された曲ですが、ベストアルバム発売の際の新曲として発表されました。

1999年に復活を遂げたサントラですが、その最も大きな原因はバンド以外のミュージシャンと共演することでまた新たな音楽を切り開いていったことにあるといえます。

この曲でもサンタナはカナダのロックバンドであるニッケルバックのチャド・クルーガーと共演しています。チャド・クルーガーの男くさいボーカルだけでなく、彼が作った曲ということもあり、初期のサンタナと比べるとよりロック色の強いサウンドに仕上がっています。

ロックのスタイルを借りたラテンミュージックではなく、ラテンのスタイルを取り入れたロックといったサウンドでは、サンタナもノリノリのギター演奏を披露してくれます。

5位:The Game of Love

再生回数 4812万再生
AMランキング 7位
おすすめ ★★★★★

2002年にリリースされたアルバム “Shaman” に収録された曲で、全米5位のシングルヒットだけでなくグラミー賞ベスト・ポップ・コラボレーション部門にも受賞されました。

この曲で共演しているのはアメリカ合衆国の女性シンガーソングライターであるミシェル・ブランチですが、サンタナ曰く「天使のお告げ」で彼女との共演を決めたそうです。

そうしたいきさつもあるのか、この曲でのカルロス・サンタナの演奏は泣きのギターを聞かせてくれるもののどこか控えめで、ミシェル・ブランチのサポート役に徹しているようでもありますが、ミュージックビデオで楽しそうにギターを演奏している姿がとても印象的です。

曲そのものは良質なポップロックで、ミシェル・ブランチの歌声が聞いた後も余韻として残るかのようです。

6位:Black Magic Woman

再生回数 2894万再生
AMランキング 3位
おすすめ ★★★★

1970年にリリースされたアルバム “Abraxas” に収録されたこの曲は、サンタナの人気を決定づけるとともに初期のサンタナを代表する曲ともなりました。

そのためサンタナのオリジナルソングと考えている人は多いかもしれませんが、もともとはフリートウッド・マックが作った曲をサンタナがカバーしたものです。

本家本元よりもカバーした曲の方が盛り上がったというのは、ジミ・ヘンドリックスがボブ・ディランの “All Along the Watchtower” をカバーしたなど数多くありますが、単なるカバーではなく自分たちのオリジナルソングにアレンジするセンスというのも優れたミュージシャンの能力の1つのようにも思えます。

ミュージックビデオでは1970年のライブ映像を見ることができますが、若々しいサンタナの姿が見れるだけでなく、官能的かつパワフルなギター演奏を聞くことができます。

7位:Oye Como Va

再生回数 2792万再生
AMランキング 4位
おすすめ ★★★★★

1970年にリリースされたアルバム “Abraxas” に収録された曲で、もともとは「マンボの王様」と呼ばれたミュージシャンティト・プエンテが1962年に発表したチャチャチャの楽曲をカバーしたものでした。

どちらもキューバ起源のリズムであるマンボから発展したといわれるチャチャですが、この曲にサンタナはラテンロックのサウンドを導入することで力強いサウンドにアレンジしています。この曲でカルロス・サンタナはオリジナル曲のフルートのパートをエレキギターに置き換えて演奏しています。

ミュージックビデオでは比較的最近のカルロス・サンタナがライブで演奏していますが、これでもかという泣きのギターに円熟味が加わったソロを堪能することができます。

8位:Samba Pa Ti

再生回数 3158万再生
AMランキング 10位
おすすめ ★★★★★

1970年にリリースされたアルバム “Abraxas” に収録されたこの曲は、サンタナの代表曲の1つとして知られているインストゥルメンタルナンバーで、ライブでもたびたび演奏されています。

自分の曲だと最初に実感できたとカルロス・サンタナがインタビューで後に答えたこの曲は、彼が住むアパートの外でサックス奏者が演奏しているのを見て着想を得たそうです。

この曲ではラテンロックで聞かせるサンタナのパワフルなギター演奏というよりは、「君に捧げるサンバ」という邦題からも分かるように、どこか切なくてメロウな演奏を聞くことができます。真昼というよりは、真夏の夜に恋人と聞くのがとてもしっくりとくるようなナンバーです。

9位:Put Your Lights On

再生回数 3724万再生
AMランキング 10位以下
おすすめ ★★★★

1999年にリリースされたアルバム “Supernatural” に収録されたこの曲では、アメリカのミュージシャンでもありラッパーのエバーラストがフューチャーされています。

このアルバムでサンタナは様々なミュージシャンと演奏していますが、演奏するミュージシャンによって曲の印象が変わるものの、その中で演奏するカルロス・サンタナのギターはどの曲を聞いてもサンタナと分かるとともに、違和感なく聞くことができます。

エバーラストのボーカルを聞いていると、必ずしも明るい音楽には聞こえないのですが、カルロス・サンタナのギター演奏も含めて曲を聞いた後も余韻が残るような力強さがこの曲には感じられます。

10位:Just Feel Better

再生回数 3304万再生
AMランキング 10位以下
おすすめ ★★★★

2005年にリリースされたアルバム “All That I Am” に収録されたこの曲では、エアロスミスのボーカリストであるスティーヴン・タイラーが参加しています。

サンタナとスティーヴン・タイラーというのはかなり意外な組み合わせに感じられますが、曲を聞いているとサンタナの音楽というよりは、エアロスミスのサウンドに近いせいか、エアロスミスの曲にサンタナ得意の泣きのギターが加わって演奏されているかのようです。

1999年にリリースされたアルバム “Supernatural” 以降、サンタナはアルバムでゲスト・ミュージシャンを積極的にフィーチャーしてきましたが、どの曲もゲスト・ミュージシャンの個性が現れつつも、違和感なく演奏しているカルロス・サンタナはある意味カメレオンのようなギタリストなのかもしれません。

その他:サンタナについて

ここからはみなさんが気になっている情報をご紹介いたします。

サンタナの最高傑作といえば?

サンタナの最高傑作かどうかという疑問はあるものの、日本人が最も聞いたサンタナの曲といえば、1976年にリリースされたアルバムに収録された “Europa (Earth’s Cry Heaven’s Smile)” でしょう。日本で人気があったことから日本独自でシングルとしてリリースされただけでなく、サンタナのことは知らなくてもこの曲をどこかで聞いたことのある人は多いのではないでしょうか。

この曲ではカルロス・サンタナのメロウなサウンドと泣きのギターをこれでもかというくらい堪能できますが、こうしたメロウかつどこか悲しげなサウンドというのは日本人好みなのかもしれません。ただし、この曲のジャケットだけを見ると、ロックというよりはいージリスニングと間違えてしまう危険性もありますが、普段ロックを聞かない人も聞いたというのがこの曲ではないかと思われます。

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