Black Eyed Peas(ブラック アイド ピーズ)有名曲・名曲TOP20選!
この記事ではBlack Eyed Peas(ブラック アイド ピーズ)の人気曲・おすすめ曲、代表曲をYoutubeの再生回数や音楽のランキングサイトの順位、おすすめ度などを参考にランキング形式で紹介しています。時間がない方でも人気曲がサクッとわかる内容になっており、アーティストについて(経歴・出身・どんな人か)も紹介しているので、音楽だけでなく人物像についても知りたいという方にもおすすめの記事になっています。
目次
今更聞けない!?Black Eyed Peas(ブラック・アイド・ピーズ)とは?
Black Eyed Peas(ブラック アイド ピーズ)は、アメリカを代表するヒップホップグループです。
洋楽が好きならおそらくこの名前を聞いたことが無い人はいないでしょう。
そんな大人気グループですが、過去にグラミー賞を6度も受賞するほどの実力派。
さて、このグループはいかにして生まれ、どのような経歴を辿ってきたのでしょうか。
出身や経歴やデビュー曲は?
ブラック・アイド・ピーズ結成のきっかけは、実はダンスグループが発端だったということはおそらく知らない人が多いのではないかと思います。
結成のきっかけ
物語が始まったのは1988年、グループ結成の7年前の出来事です。
メンバーの ウィル・アイ・アム と アップル・デ・アップ はブレイクダンス&ラップのグループであるトライバルネイションを結成し、その後名前をATBAN Klann(A Tribe Beyond A Nation)とします。
その後1992年にあのDr.Dreが以前所属していたこともある、ルールレス・レコードと契約を取り付けることに成功。
アルバム「Grass Roots」をリリースし、二人の音楽活動は軌道に乗ったかに見えました。
しかし、プログラミングされた音と生のバンドの演奏の音が入り混じったこのアルバムは、当時流行っていたギャングスタ系の曲に押され、結果的にお蔵入りに。レコード会社の社長の死も相まって契約も打ち切りになってしまいます。
再起をかけて -Black Eyed Peas結成-
物語が動いたのは1995年、契約後新たにダンサーであるタブーが加入しさらにグループ名をBlack Eyed Peasとします。
その後は生バンドを率いてロサンゼルスを中心に活動。
毎回違ったパフォーマンスと超クールなダンスはロスの人々の心を鷲掴みにし、徐々にその名を轟かせることとなります。
1997年には各レコード会社から争奪戦になるほどの評判を浴び、結果的にエミネム、レディ・ガガ、ローリングストーンズらが在籍するインタースコープが契約を勝ち取ります。
6月には初のアルバム『ビハインド・ザ・フロント』、2000年にはセカンドアルバムである『ブリッジング・ザ・ギャップ』をリリースし、「リクエスト・ライン」などのヒット曲を生み出しました。
新メンバー加入
2003年には女性ボーカルのファーギーが加入します。
以前よりブラック・アイド・ピーズの大ファンであったという彼女ですが、ライブ後のウィル・アイ・アムに直接電話番号を渡すという猛アピールの結果、メンバー入りを果たします。
そこからよりBEPの音楽の可能性を広げていきます。同年リリースされたアルバム、『エレファンク』では愛と平和を歌った「Where Is The Love?」やブラックアイドピーズらしいイケイケな「Hey Mama」がIPodのCMで起用されるなど、コアなファンからお茶の間まで知れ渡る事となります。
その後もアメリカ・ヨーロッパを中心に活動を続け人気を不動のものとしていきました。
2005年リリースの『モンキー・ビジネス』はアメリカで400万枚世界では1000万枚以上の売り上げを記録し、2007年にリリースされたシングル「ブンブン・バウ」「アイ・ガッタ・フィーリング」はビルボードチャートで20週連続一位を獲得し、この記録は「Yeah」で有名なアーティストであるアッシャーの19週連続記録をを塗り替えるほど。
また、この頃は日本の大イベント、サマーソニックに出演するなど、まさに世界で愛されるグループになりました。
活動休止と今後の活躍
その後、2011年には無期限の活動休止を発表します。ファンからは解散の声も囁かれる中、2015年の同グループ結成20周年をきっかけに再結成し新たなBEPがスタートします。
2019年にはコロンビア出身のラテン系アーティストであるJ・バルヴィン と共にリリースした「RITMO」がビルボードホット100にて26位を記録。
まさに復活を果たしました。再結成後も魅力的な音楽を創造し続けるブラック・アイド・ピーズ。今後の活躍にも期待です。
Black Eyed Peas(ブラック アイド ピーズ)有名曲・名曲ランキング!
YouTubeの再生回数をベースにランキングを作りました。
曲の雰囲気から参加アーティスト、エピソードなどを交えて紹介。
聞いたことのない方からBEPのファンまできっとご納得いただける内容です。
1位:RITMO -TRANSLATION
再生回数 | 9.5億再生 |
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AMランキング | 2位 |
おすすめ | ★★★★★ |
リリース年:2019。ブラック・アイド・ピーズ再結成後の復活を象徴する一曲です。
同グループは一度無期限の活動休止を経て、結成二十周年を機に再結成。
ビルボードホット100にて26位を記録するなどその活躍は目覚ましいものでした。
ラテン系アーティストのJ・バルヴィンを迎え作成したこの曲は独特のワルそうな雰囲気もありつつ爽やかな印象も併せ持っており、まさに真夏にドアを開けて海岸線を走りたくなる。
そんな一曲です。
2位:Where Is the Love? -Elephunk-
再生回数 | 7.4億再生 |
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AMランキング | 1位 |
おすすめ | ★★★★★ |
リリース年:2003年。
直訳すると「(その)愛はどこにあるのですか?」という内容のタイトルですが、まさにこの曲は世界のラブアンドピースを願って作られました。
個人的に、この歌詞の一部がとても刺さります。
「If love and peace is so strong」(もし愛や平和がとても強いならば)
「Why are there pieces of love that don’t belong」(なぜどこにも居場所の無い愛が存在するんだよ)
戦争や爆弾、というパワーワードを取り入れているあたり、本当に平和を願った曲なのだと感じさせられます。
3位:My Humps -Monkey Business-
再生回数 | 6.2億再生 |
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AMランキング | 4位 |
おすすめ | ★★★ |
リリース年:2005年。全世界売り上げ1000万枚を達成した伝説的アルバム『Monkey Business』内に収録された一曲。
セクシーなPVとノリやすさが特徴のこの曲はきっとあなたのトレーニングシーンを充実させてくれることでしょう。
4位:Pump It -Monkey Business-
再生回数 | 6.7億再生 |
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AMランキング | 6位 |
おすすめ | ★★★★ |
リリース年:2005年。このイントロを聞いたことが無い方はきっと居ないのではないでしょうか。
そんな有名すぎるこの曲はビルボードランキングで18位を記録。また、強烈なカーシーンが魅力の『Taxi 4』にも採用されております。
実はイントロの部分はディック・デイル&ヒズ・デルトーンズがリリースしたミザルーという曲のカバーだったりします。
5位:I Gotta Feeling -The E.N.D.-
再生回数 | 5.7億再生 |
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AMランキング | 3位 |
おすすめ | ★★★★ |
リリース年:2009年。ウィル・アイ・アム曰く、『全てのパーティピーポーに捧げる曲』。
まさに世界のダンスシーンを代表する曲です。ブラック・アイド・ピーズの四人の他にフレッド・リスター、デヴィッド・ゲッタもソングライターとして参加しています。
ちなみにデヴィット・ゲッタはPVに一瞬出演しています。
6位:The Time -The Beginning-
再生回数 | 5.4億再生 |
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AMランキング | 12位 |
おすすめ | ★★★★ |
リリース年:2010年。ファミコンのようなピコピコオンから始まるこの曲はPVにもピクセルを取り入れておりとてもユニークです。
実はこの曲はアメリカの恋愛映画「ダーティ・ダンシング」の主題歌のサンプリング。原曲もオシャレなのでぜひ聞いてみてください。
「私たちが生きている、素晴らしい時を祝福するための曲」というくらいファーギーのお気に入りの曲の一つとのこと。
7位:GIRL LIKE ME -TRANSLATION-
再生回数 | 5.1億再生 |
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AMランキング | 11位 |
おすすめ | ★★★ |
リリース年:2020年。この曲はとにかくシャキーラ愛に包まれています。
歌詞を見ていると所々にシャキーラの文字。
La-La-Latinas I want a girl like Shakira
(ラ・ラ・ラテン系のシャキーラみたいな子がいいな)
というように、まさにシャキーラを褒めたたえるような曲です。シャキーラを口説くならまずはこの曲をマスターしましょう。
8位:Boom Boom Pow -The E.N.D.-
再生回数 | 4.1億再生 |
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AMランキング | 9位 |
おすすめ | ★★★★ |
リリース年:2009年。アメリカのビルボードホット100というランキングで12週連続一位を記録した名曲。
オートチューンという音質や声質を変化させることのできるソフトウェアを用いて少しロボットめいた独特な声色を表現しています。
(Perfumeのポリリズムもこのソフトを使用しています。)
実は、この曲はリリースされる前に何者かによってウィル・アイ・アムのPCがハッキングされ未完成のうちに世の中に出回ってしまったという経緯を持っています。
9位:Meet Me Halfway -The E.N.D.-
再生回数 | 3.9億再生 |
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AMランキング | 8位 |
おすすめ | ★★★★ |
リリース年:2009年。80年代のポップの雰囲気を醸し出すこの曲はビルボードホット100の7位を記録しています。
どこか懐かしい感じと初代のスターウォーズを思わせるPVは必見です。
10位:Just Can’t Get Enough -The Beginning-
再生回数 | 2.7億再生 |
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AMランキング | 5位 |
おすすめ | ★★★★ |
リリース年:2010年。この曲の歌詞を見る限りではお互いの愛を歌った曲のようでいて、実は当時どこか行き詰まっていた音楽性に対してのメッセージを込めているとのこと。
だからちょっと悲壮感めいた感じになっているんですね。
また、このMVは2011年の東北大震災の一週間前に東京で撮影されたものです。よく見ると成田空港や歌舞伎町などが映っています。
震災後、BEPはそのMVの冒頭と最後に寄付の呼びかけとお見舞いのメッセージを残しています。
11位:Let’s Get It Started
再生回数 | 2億再生 |
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AMランキング | 10位 |
おすすめ | ★★★★★ |
【公式】Let’s Get It StartedのPV動画はこちら>>
12位:Don’t Lie
再生回数 | 1億再生 |
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AMランキング | 14位 |
おすすめ | ★★★★ |
13位:Imma Be
再生回数 | 8821万再生 |
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AMランキング | 7位 |
おすすめ | ★★★ |
14位:Rock That Body
再生回数 | 9004万再生 |
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AMランキング | 13位 |
おすすめ | ★★★ |
15位:Hey Mama
再生回数 | 8337万再生 |
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AMランキング | 15位 |
おすすめ | ★★★ |
ブラックアイドピースのおすすめアルバムTOP3は?
ここでは特におすすめなアルバムをトップ3で紹介。迷ったらこのアルバムを手にしてみてください。
一位:Monkey Business
2010年リリース。
この世にBEP有りと知らしめた名盤、前作『Elephunk』と同じ方向性で作成、よりそのテイストを増幅させた作品となっておりどれをとっても名曲揃いとなっております。
特に「Pump It」は聞いたことが無い人はいないほど。セクシーなファーギーのボイスが魅力的な「My Humps」も一見の価値あり。
Englishman In Newyorkで有名な、Stingがコラボした「Union」もハスキーボイスとゆったりしたメロディがなかなか癖になります。
迷ったらまずはこれ。
二位:5th The E.N.D.
2009年リリース。
ウィル・アイ・アムが「みんなを揺らす音楽を作りたかったんだ」このアルバムは世界中で600万枚以上を売り上げており、まさに皆に愛されるアルバムとなっております。
デヴィットゲッタなど有名プロデューサーも参加するなど、BEPの音楽の多様性を見出したアルバムでもあります。
エレクティカルな声が特徴の「Boom Boom Pow」はビルボードホット100にて12週もの間1位を獲得。
とにかくノリたい、そんなあなたにおすすめのアルバムです。
三位:6th The Beginning
2010年リリース。
前作にThe E.N.Dにあったエレクリックな路線を踏襲しつつ更に輝きを増したThe Begging。
ファーギーのお気に入りの曲の一つである「The Time」は8ビットのピコピコ感をうまく取り入れ徐々にサビに向けて盛り上がっていく感じはまさに今の俺たちはこうだ!
と言っているようでとても聞いていて楽しいです。
しっとりと落ち着いた曲が聴きたいなら「Just Can’t Get Enough」もオススメです。BEPが音楽性についての悩みを体現した曲とのことでその点も実に興味深いです。
まとめ
今回は世界的HIPHOPグループ『Black Eyed Peas』結成のきっかけから今に至るまで、おすすめの曲やアルバムをご紹介させていただきました。
素敵な曲はたくさんありますが、特にとにかくノリたいなら:「Pump It」「RITMO」
落ち着いた曲なら:「Just Can’t Get Enough」「Union」あたりがオススメです。
新たな技術をどんどん取り入れ、進化し続ける彼らにはこれからも期待大です。
この記事をきっかけに、ブラックアイドピーズをもっともっと好きになって頂けたなら幸いです。