OneRepublic(ワンリパブリック)の人気曲ランキングTOP15【最新版】
今回はライアン・テダー(Ryan Tedder)が中心となって結成された6人組のロックバンドOneRepublic(ワンリ パブリック) および彼らの代表曲についてご紹介していきます。
最後まで読んでいただければかなり詳しく理解することができると思うのでお付き合いいただければ幸いです。
目次
今更聞けない!?OneRepublic(ワンリ パブリック)とは
ロックだけでなくバラードからヒップホップビートなどといった幅広い音楽性を持つ彼らの曲をご紹介していきますので、今回の記事を読んで興味を持たれた方はぜひとも彼のサウンドを一度聞いてみてください。
メンバーや経歴について
OneRepublic(ワンリ パブリック) は2002年にバンドのフロントマンであるライアン・テダーが中心となってアメリカ合衆国・コロラド州・コロラドスプリングスで結成されました。
メンバーは、リードボーカリストで、多楽器奏者でもあるライアン・テダー、ギタリストのザック・フィルキンスとドリュー・ブラウン、ベーシストでチェリストのブレント・クツレ、ドラマーのエディー・フィッシャー、キーボーディストのブライアン・ウィレットです。
結成当時はどこのレコード会社とも契約がとれなかったことから、「マイ・スペース(Myspace)」と呼ばれるSNS上で楽曲を発表したことから注目されるようになりました。
その後紆余曲折を経て、2007年、OneRepublic(ワンリ パブリック) はデビューアルバム
”Dreaming Out Loud” をリリースしましたが、その中の一曲である ”Apologize” は、マイ・スペースで1位を獲得しただけでなく、ティンバランド(Timbaland)がリミックスをしたことから16カ国で1位となり、さらにグラミー賞にノミネートされるなどといった成功を収めることになりました。
その後も、2009年には2枚目のアルバム”Waking Up”を、2013年には3枚目のアルバム
”Native” を発表することで、世界的に有名なバンドとしての地位を確立しただけでなく、彼らの音楽性を世界に知らしめました。
またメンバーのライアン・テダーはバンド活動の他に、ビヨンセやアデルなどに楽曲を提供するだけでなく、テイラー・スウィフトやアデル、U2などといった大物アーティストのプロデュースを手がけるなどといった多彩な面も見せています。
OneRepublic(ワンリ パブリック)の人気曲ランキング!
曲の紹介は10位まで行っており、表では15位まで掲載しています。
10位以下は簡単な紹介と動画は添付しておらずテキストリンクにしています。
順位 | タイトル | YouTube再生回数 | Apple Musicランキング | おすすめ |
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1位 | Counting Stars | 34億再生 | 1位 | ★★★★★ |
2位 | Timbaland – Apologize ft. OneRepublic | 4.2億再生 | 4位 | ★★★★ |
3位 | Secrets | 2.4億再生 | 3位 | ★★★★ |
4位 | Good Life | 1.8億再生 | 7位 | ★★★★ |
5位 | Love Runs Out | 1.5億再生 | 9位 | ★★★★★ |
6位 | Rescue Me | 1.2億再生 | 5位 | ★★★★ |
7位 | All The Right Moves | 1.6億再生 | 10位以下 | ★★★ |
8位 | Wherever I Go | 9093万再生 | 10位以下 | ★★★★ |
9位 | I Lived | 5775万再生 | 2位 | ★★★★ |
10位 | If I Lose Myself | 9482万再生 | 10位以下 | ★★★★★ |
11位 | Stop And Stare | 8536万再生 | 10位以下 | ★★★ |
12位 | Something I Need | 6123万再生 | 10位以下 | ★★★ |
13位 | Didn’t I | 2559万再生 | 10位 | ★★★★ |
14位 | Connection | 2319万再生 | 8位 | ★★★★ |
15位 | Kygo, OneRepublic – Lose Somebody | 1328万再生 | 6位 | ★★★★★ |
1位:Counting Stars
再生回数 | 34億再生 |
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AMランキング | 1位 |
おすすめ | ★★★★★ |
2013年に発表された3枚目のアルバム ”Native” に収録された曲で、アルバムのセカンドシングルとしてリリースされました。
カナダやイギリスを含む多くの国で第1位を獲得し、アメリカで第2位を獲得するなど、バンドで最も成功したシングルです。
「お金の計算はやめて、星を数えよう」と歌うこの曲は、人間の本質や誠実さといったものがテーマとなっています。そんな歌詞が出だしのフォーク調のメロディーからディスコポップを思わせるキャッチーなメロディーで歌われていきます。
OneRepublic(ワンリ パブリック) の音楽性が最もよく分かる代表曲です。
ビデオクリップは、キリスト教のリバイバルと呼ばれる覚醒の儀式が行われている下の階でOneRepublic(ワンリ パブリック) が演奏し、ラストで天井から男性が落ちてくるのですが、この男性は俳優のブルース・ウィリスだそうです。
2位:Timbaland – Apologize ft. OneRepublic
再生回数 | 4.2億再生 |
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AMランキング | 4位 |
おすすめ | ★★★★ |
2007年に発表されたデビューアルバム ”Dreaming Out Loud” に収録された曲で、彼らがブレイクするきっかけとなった曲でもあります。
もともとは OneRepublic(ワンリ パブリック) 自らが演奏していた曲でしたが、ティンバランドが彼らの曲に注目しリミックスを行ったことから、彼らの音楽が世界で注目されるようになりました。
「謝罪なんてもう手遅れなんだよ」と歌う曲は、かつて愛していた女性が悪女だったことが分かり、そんな女性に苦しんだ男性の切実な叫びのようでもあります。感情を少し抑え気味に歌うライアン・テダーのボーカルの後に続くかのようなティンバランドの声を聞いていると、とても男性の切なくてやりきれないような気持ちが切実と伝わってくるようなバラードに仕上がっています。
3位:Secrets
再生回数 | 2.4億再生 |
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AMランキング | 3位 |
おすすめ | ★★★★ |
2009年に発表された2枚目のアルバム ”Waking Up” に収録された曲で、多彩な楽器を使って演奏する彼らの魅力がとても伝わる曲です。
ヴァイオリンとチェロで奏でられる美しいメロディーはまるでクラシック音楽を聞いているかのようですが、そんなメロディーの中をライアン・テダーは時には静かに、曲が次第にドラマチックになる場面では力強く歌っています。
「隠していることを残らず話してやるよ 嘘くさい話には飽き飽きなんだ」という歌詞はからは、それまで成功を収めたもののこれでいいのかと疑問を投げかけるアーティストともとらえられますが、より普遍的に解釈すれば、個々人が自分の人生を振り返った時に感じる疑問、果たしてこれで良かったのだろうか、という気持ちを表したようにも捉えることができます。
4位:Good Life
再生回数 | 1.8億再生 |
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AMランキング | 7位 |
おすすめ | ★★★★ |
2009年に発表された2枚目のアルバム ”Waking Up” に収録された曲で、彼らのキャッチーなメロディーの魅力が十分に伝わってくる曲です。
出だしの印象的なドラムスと共に、軽やかな口笛が流れ、終始アコースティックで牧歌的ともいえる演奏は、フォークロックともポップソングともはっきりと区別することのできない、けれども一度聞くと忘れられない彼らの音楽の多様性を聞くことができます。
歌詞を聞くと、表面的には豊かな生活に満足していることを歌っているようにも聞こえるのですが、だけど果たして今の生活に満足してもいいのだろうか、という問いかけもしているように聞こえる曲です。
ビデオクリップも結構凝った作りになっており、ケイト・ブランシェット、 アン・ハサウェイ、 ニコラス・ケイジ、ラッセル・クロウなどがこのビデオにカメオ出演しています。
5位:Love Runs Out
再生回数 | 1.5億再生 |
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AMランキング | 9位 |
おすすめ | ★★★★★ |
2013年に発表された3枚目のアルバム ”Native” に収録された曲で、アルバムタイトルを象徴するような歌詞の曲です。
「僕はずっと走る、愛が尽きるまで、愛を使い尽くすまで」という歌詞が表しているかのように、ピアノとバスドラムから始まるメロディーが、ライアン・テダーのヴォーカルと共に次第に力強いサウンドへと変わっていきます。
力の籠ったサウンドは正に OneRepublic(ワンリ パブリック) を表しているような音楽ですが、少しカントリーブルースを思わせるようなサウンドは彼らの新たな音楽性をも感じさせる曲になっています。
荒野を背景に繰り広げられるビデオクリップもなかなか凝った作りで、この曲にピッタリとマッチした力強いものに仕上がっています。
6位:Rescue Me
再生回数 | 1.2億再生 |
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AMランキング | 5位 |
おすすめ | ★★★★ |
2021年に発表された5枚目のアルバム ”Human” に収録された曲で、ビデオクリップではアメリカのTV番組 ”Dancing With The Stars : Juniors” で有名になった少年ダンサー=コーディー・ビンガムが出演しています。
問いかけるかのように ”Would you rescue me?” と繰り返し歌われる曲は、ライアン・テダー曰くわずか10分で曲が出来上がったそうです。どこか物悲しいギターのメロディーで始まるこの曲ですが、「助けてくれるかい?」と歌うごとに OneRepublic(ワンリ パブリック) らしいサウンドを聞くことができます。
ビデオクリップは少年が仮面をつけた三人の少年から追いかけられているシーンから始まるのですが、コーディー・ビンガムが不思議なダンスを披露するとなぜかその衝撃で相手が倒れるという、少しドラゴンボールを連想させるような映像を見ることができます。
7位:All The Right Moves
再生回数 | 1.6億再生 |
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AMランキング | 10位以下 |
おすすめ | ★★★ |
2009年に発表された2枚目のアルバム ”Waking Up” に収録された曲で、シングルリリースされましたが、ライアン・テダーによるとこの曲はシングルとしてリリースされる前に多くのライブで演奏された曲だそうです。
ライブで演奏されたものと、アルバムに収められた曲は少し異なるようですが、初期のOneRepublic(ワンリ パブリック) が持つメロウかつ一度聞いたら耳に残るかのようなメロディーがとても印象的な一曲です。
「実力が評価されてる訳じゃないんだ」という歌詞の曲は、自身のバンドがなかなか批評家に認められなかったことを自虐的に歌ったものと言われています。
ビデオクリップは仮面舞踏会の舞台でメンバーがこの曲を演奏していますが、不思議な空間の中で違和感なく感じられるのは、歌詞とは裏腹のメロウで少しセンチメンタルな響きが曲から感じられるからかもしれません。
8位:Wherever I Go
再生回数 | 9093万再生 |
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AMランキング | 10位以下 |
おすすめ | ★★★★ |
2016年に発表された4枚目のアルバム ”Oh My My” に収録された曲で、アルバムのリードシングルとしてリリースされました。
ビデオクリップは、ケネス・チョイ演じる韓国のビジネスマンの妄想を描いたようなものになっていますが、職場の中で突然踊りだすシーンからも分かるように、OneRepublic(ワンリ パブリック) のそれまでのサウンドとは少し異なり、ディスコでかかってもおかしくないようなダンサンブルな曲に仕上がっています。
「どんなところへ行ったっていつもお前を探しているんだ」と歌うこの曲は、主人公がいつも意識している相手に執着しているような内容で、ビデオクリップでの中年男性の妄想も正に執着から来る妄想を描いているようです。
9位:I Lived
再生回数 | 5775万再生 |
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AMランキング | 2位 |
おすすめ | ★★★★ |
2013年に発表された3枚目のアルバム ”Native” に収録された曲で、ビデオクリップに出演している少年はバンドのファンである15歳のブライアンワーネッケです。彼はミュージックビデオで自身が患っている嚢胞性線維症と一緒に暮らすことについて語っています。
「どんな時だって努力した 僕は生きたと胸を張れる」という歌詞からは、どんな時でも困難な方を選んで生きてきたという、苦しい時でも背中を後押ししてくれるような気分になります。
そんなポジティブな歌詞にのる曲はアコースティックギターが奏でるどこか牧歌的な響きのするメロディーで、サビの部分になるにつれて力強さがますサウンドは、U2の曲を参考にして作ったというだけあり、どこかU2を思わせるような曲に仕上がっています。
ちなみに嚢胞性線維症とは、生まれて間もない頃から、気管支や消化管などが粘り気の強い分泌液で詰まりやすくなり多様な症状を表す病気ですが、ビデオの最後で「ブライアンと彼のチームメートは1200マイル以上のサイクリングで、嚢胞性線維症の研究のために300,000ドルを調達した」と述べています。
10位:If I Lose Myself
再生回数 | 9482万再生 |
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AMランキング | 10位以下 |
おすすめ | ★★★★★ |
2013年に発表された3枚目のアルバム ”Native” に収録された曲で、アルバム最初のシングルとしてリリースされました。
「たとえ僕が死んでしまったとしても 君がそばにいてくれるから平気だよ」と歌うライアン・テダーのヴォーカルはどこか抑え気味ながらも、アップテンポなメロディーにのせて時には優しく、そして時には力強く熱唱しています。
初期の曲で感じられたやや粗削りな面はここでは姿を消して、より洗練された OneRepublic(ワンリ パブリック) を堪能することができます。EDMアーティストになりますがアレッソ がMIXしているバージョンもとてもかっこいいのでおすすめです。
ビデオクリップでは、消火栓にスプレー塗装されたオオカミの写真と下部の番号11.11.11のテキストを手がかりに、OneRepublicが開催している秘密のコンサートへの道を案内するのに役立つ街中の道路標識を追跡することで、バンドが演奏している場所にたどり着き、そこではネイティブのアルバムカバーをほのめかしているフクロウとキツネが照らし出されています。
11位:Stop And Stare
再生回数 | 8536万再生 |
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AMランキング | 10位以下 |
おすすめ | ★★★ |
12位:Something I Need
再生回数 | 6123万再生 |
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AMランキング | 10位以下 |
おすすめ | ★★★ |
【公式】Something I NeedのPV動画はこちら>>
13位:Didn’t I
再生回数 | 2559万再生 |
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AMランキング | 10位 |
おすすめ | ★★★★ |
14位:Connection
再生回数 | 2319万再生 |
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AMランキング | 8位 |
おすすめ | ★★★★ |
15位:Kygo, OneRepublic – Lose Somebody
再生回数 | 1328万再生 |
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AMランキング | 6位 |
おすすめ | ★★★★★ |
その他:OneRepublic(ワンリ パブリック)について
ここまでは OneRepublic(ワンリ パブリック) の人気曲や代表曲10選についての紹介、解説をしてきました。
ここからは、OneRepublic(ワンリ パブリック) について気になる情報を記載していきます。
OneRepublicおすすめのアルバムは?
『Dreaming Out Loud』(2007年)
OneRepublic(ワンリ パブリック) のデビューアルバムで、プロデューサーのティンバランドによって見いだされリミックスされた曲 ”Apologize” が注目され、この曲がグラミー賞ベストポップパフォーマンスにもノミネートを果たすなど、大ヒットを記録しました。
まだ粗削りながらも、バンドのこれからの音楽性とライアン・テダーのソングライティングとしての才能を感じさせてくれるアルバムです。
『Waking Up』(2009年)
OneRepublic(ワンリ パブリック) の2枚目のアルバムで、単なるロックやポップといったジャンルの枠組みに囚われない、彼らの音楽の幅広さを感じ取ることのできる一枚です。
デビューアルバムにくらべくらべるとインパクトは少ないかもしれませんが、それでもこのアルバムからは彼らの代表曲である ”Good Life” や ”All the Right Moves”、”Secrets” などといったヒット曲が生まれました。
一度聞いたら耳に残るメロディーと力強いライアン・テダーのヴォーカルを堪能することのできる一枚です。
『Native』(2013年)
OneRepublic(ワンリ パブリック) の3枚目のアルバムで、彼らが優れたトップアーティストだということが世界的にも認められたアルバムです。このアルバムの音楽性の高さによって、現在のOneRepublic(ワンリ パブリック) があるといっても過言ではないバンドの代表作です。
アメリカのトップ40で1位を獲得しただけでなく、デジタルダウンロードのセールスは1,000万ダウンロードを超え、世界54か国のiTunesで売上1位の快挙を達成して世界的に大ヒットした”Counting Stars” をはじめ、”Love Runs Out” や ”I Lived” などといった名曲がずらりと並んだ一枚です。なおこのアルバムは2013年の3月にリリースされ、ビルボード・トップ200チャートに初登場で第4位を記録しました。
『Oh My My』(2016年)
OneRepublic(ワンリ パブリック) の4枚目のアルバムで、3枚目のアルバム ”Native” からさらに進化した彼らの音楽性の高さを聞くことのできるアルバムです。
リードシングルである ”Wherever I Go” では、ディスコティックなサウンドを大胆に取り入れるなど、これまでとはまた違ったOneRepublic(ワンリ パブリック) の魅力に触れることのできるアルバムです。また、このアルバムではカシアス、ピーター・ガブリエル、サンティゴールドなどを含む数多くのアーティストによるフューチャリングが行われているのも聴きどころの1つです。このアルバムは、ビルボード・トップ 200で第3位、UKでも6位を記録するなど世界的にもヒットしました。
OneRepublic Counting Stars 和訳や歌詞の解説は?
バンドのフロントマンであるライアン・テダーによるこの曲は、人間の本質や誠実さがテーマとなって歌われています。「お金の計算はやめてこれからは星の数を数えよう」というメッセージには、上っ面の感情や欲望に左右されるのではなく、自分にとって本当に大切なもののために生きていこうといった切実な内容が込められています。
ビデオクリップでは、バンドが演奏している上の階でキリスト教のリバイバルと呼ばれる覚醒の儀式が行われていますが、これは自分にとって本当に大切なものを見つけるために目を覚まそうという、曲の中で歌われたメッセージのメタファーともなっています。