ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)の最強代表曲ランキングBest20!
今回はロゴを見たら一発でわかる「ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)」について紹介していきます。
目次
ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)とは?メンバーやキャリア、彼らの凄さや逸話など
ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)は、イギリスのロックバンド。
1962年4月のロンドンで、ブライアン・ジョーンズ、イアン・スチュワート、ミック・ジャガー、キース・リチャーズによって結成され、その後間もなくビル・ワイマンとチャーリー・ワッツが参加しました。
結成されてから現在まで半世紀以上、メンバーの脱退などもありましたが、1度も解散することなく第一線で活躍を続ける、ロック界の最高峰に君臨するバンドです。ローリング・ストーンズのサウンドの特徴は、その独特のリズムです。
本来バンドというのは、ドラムとベースの基本リズムが重要といわれているが、ローリング・ストーンズスは違います。
そのリズムのコアとなるのは、キース・リチャーズが弾き出すリズム・ギターとチャーリー・ワッツのドラムスです。
この2つが絡むことで、その独特のリズムがバンド全体をコントロールします。そう思って、これから紹介する代表曲を聴いてみてください。
それがわかれば、ローリング・ストーンズをもっと聴きたくなると思います!
ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)の代表曲ランキング!
ここからは代表曲をランキング形式でを20位まで紹介します。10位までは曲の紹介を行い、それ以降は表でご確認ください。
順位 | タイトル | YouTube再生回数 | Apple musicランキング | おすすめ |
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1位 | Paint It, Black/黒く塗れ! | 3.7億再生 | 2位 | ★★★★★ |
2位 | Sympathy for the Devil | 1億再生 | 3位 | ★★★★ |
3位 | (I Can’t Get No) Satisfaction/サティスファクション | 1.2億再生 | 7位 | ★★★★★ |
4位 | Gimme Shelter | 2369万再生 | 1位 | ★★★★★ |
5位 | Start Me Up/スタート・ミー・アップ / | 5201万再生 | 5位 | ★★★★ |
6位 | Angie/悲しみのアンジー | 5613万再生 | 15位 | ★★★★ |
7位 | She’s A Rainbow/シーズ・ア・レインボー | 4522万再生 | 18位 | ★★★★★ |
8位 | Wild Horses | 2286万再生 | 10位 | ★★★★ |
9位 | Doom And Gloom | 2750万再生 | 20位以下 | ★★★★ |
10位 | Miss You/ミス・ユー | 1409万再生 | 8位 | ★★★ |
11位 | Midnight Rambler/ミッドナイト・ランブラー | 1227万再生 | 20位以下 | ★★★★ |
12位 | Beast of Burden | 1290万再生 | 4位 | ★★★★ |
13位 | Jumpin’ Jack Flash/ジャンピン・ジャック・フラッシュ | 1037万再生 | 13位 | ★★★ |
14位 | You Can’t Always Get What You Want | 1098万再生 | 6位 | ★★★★ |
15位 | It’s Onky Rock ‘N’ Roll | 1037万再生 | 12位 | ★★★ |
16位 | Let’s Spend the Night Together/夜をぶっとばせ | 1037万再生 | 20位以下 | ★★★★ |
17位 | Honky Tonk Women/ホンキー・トンク・ウィメン | 587万再生 | 9位 | ★★★★ |
18位 | Brown Sugar/ブラウン・シュガー | 693万再生 | 11位 | ★★★ |
19位 | Under My Thumb | 560万再生 | 17位 | ★★★★ |
20位 | Emotional Resuue | 694万再生 | 20位 | ★★★ |
1位:Paint It, Black/黒く塗れ!
再生回数 | 3.7億再生 |
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AMランキング | 2位 |
おすすめ | ★★★★★ |
「Paint It, Black/黒く塗れ!」は、ローリング・ストーンズが本格的にシタールを取り入れた最初の曲と言われています。
1966年にアルバム「Aftermath(アフターマス)」からシングル盤としてリリースされました。
シタールとは北インド発祥の弦楽器で、聴いていただくとわかるようにミック・ジャガーのバックで線の細い三味線のような弦楽器が同じメロディを弾いているでしょう。これがシタールです。
ビートルズの「ノルウェーの森」でジョージ・ハリスンがシタールを使ったことに影響を受けて、ギターリストのブライアン・ジョーンズがこの楽器を取り入れたそうです。確かに60年代中頃は、ビートルズを始めいろんなアーティストがさまざまな国の楽器のサウンドを取り入れようと試みました。
新しいことに挑戦することは悪いことではありませんが、ローリング・ストーンズはシタールを使わなくてもこの「Paint It, Black/黒く塗れ!」をヒットさせることができたと思います。(これは私見です)
2位:Sympathy for the Devil/悪魔を憐れむ歌
再生回数 | 1億再生 |
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AMランキング | 3位 |
おすすめ | ★★★★ |
ローリング・ストーンズの曲の中でどれを選ぶかと聞かれたら、筆者はこの「Sympathy for the Devil」を選びます。
(これも非常に偏った私見ですから…あしからず)
「Sympathy for the Devil」は1968年のローリング・ストーンズのアルバム「Beggars Banquet/ベ ガーズ・バンケット」のオープニング・トラックですが、筆者が出会ったのは、ストーンズのセカンド・ライブアルバム「Get Yer Ya-Ya’s Out!(1970)」でした。
「Sympathy for the Devil」は、テンポの速いサンバで呪術的な雰囲気を出しながら、タイトル通りシンフォニーのような厚いサウンドを作ろうとしています。
もちろんそれは、元ビートルズのポールマッカートニーがよく使う本格的なストリングスではありませんが、とても美しい楽曲です。
「Sympathy for the Devil」の邦題は、「悪魔を憐れむ歌」といいます。
いつも思うのですが、映画のタイトルを付けるのもそうですが、日本のタイトルづくり(意訳)が優れていますね。
余談ですが・・・この曲はいろんなアーティストがカバーしています。
アメリカのロックバンド、ガンズ・アンド・ローゼズが、1994年にカバーしていました。聞いてみてください。この曲の凄さが改めてわかりますよ!
3位:(I Can’t Get No) Satisfaction/サティスファクション
再生回数 | 1.2億再生 |
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AMランキング | 7位 |
おすすめ | ★★★★★ |
「(I Can’t Get No) Satisfaction」は、ローリング・ストーンズを世界的に有名にした曲ですね。
全米のシングルチャートで4週連続1位を獲得し、1965年のビルボード誌で年間ランキング3位をつけ、アメリカだけでも150万枚を売り上げました。
「(I Can’t Get No) Satisfaction」をバンドでコピーしたことがある人はわかると思いますが、この曲はそんなに演奏が難しくはありません。でも、どれだけ演奏してもサマにはならない。これはローリング・ストーンズのすべての曲に言えることです。
つまり、ローリング・ストーンズはコピーすべきバンドではありません。やるとすれば、ちゃんと自分たちでアレンジしないと自分たちのモノにはならないのです。「 (I Can’t Get No) Satisfaction」を黒人が歌ったらどうなるか?Aretha Franklin(アレサフランクリン)のミュージック・ビデオを観てください。
(もちろんオーティス・レディングもカバーしていますが、わたしはアレサの方が好きです)
とはいえ、半世紀以上経ってもこの曲をバンドでやろう、という人たちがいると思いますよ!「Satisfaction」は演奏したくなる曲ですから。
4位:Gimme Shelter/ギミー・シェルター
再生回数 | 2369万再生 |
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AMランキング | 1位 |
おすすめ | ★★★★★ |
「Gimme Shelter/ギミー・シェルター」は、ローリング・ストーンズの1969年のアルバム「Let It Bleed/レット・イット・ブリード」の収録曲です。
イギリス、アメリカではシングルカットされませんでしたが、日本では1971年にシングルカットされました。
「Gimme Shelter」はベトナム戦争への反戦の意味を訴えた歌のようです。
次のような歌詞が出てきます。
If I don’t get some shelter(シェルターを確保できなければ)
Oh yeah I’m gonna fade away(オレは消え去ってしまうだろう)
ベトナム戦争の真最中で、若者は髪を長くして、ベムボトムパンツを履いていました。
1969年の1月にビートルズは「Get Back」を収録しています。「Get Back」とはビートルズのラストアルバム「Let it be」の最後の曲です。
こうして60年代が終わり、ローリング・ストーンズは名盤「Sticky Fingers(スティッキー・フィンガーズ)」の制作に入っていきます。
5位:Start Me Up/スタート・ミー・アップ
再生回数 | 5201万再生 |
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AMランキング | 5位 |
おすすめ | ★★★★ |
「Start Me Up/スタート・ミー・アップ」は、1990年の日本来日コンサートのオープニング曲です。
暗いステージからキース・リチャーズの極太のリフで始まり、チャーリー・ワッツの切れのいいスネアドラムが響き、そしてミック・ジャガーが登場!(わたしはそのとき東京ドームにいました!)できれば、このビデオを見てください。
「Start Me Up」は、「エンジンをかけてくれ!」という意味だそうです。やはりRCサクセションはローリング・ストーンズの影響を受けていたのでしょうね。
この曲はローリング・ストーンズが1981年にリリースした「刺青の男(Tattoo You)」の最初の1曲目です。
個人的には、「Start Me Up」がローリング・ストーンズの80年代を代表する曲だと思ってはいたのですが、ミック・ジャガーも「80年代を代表する曲」と言っていることを先日知りました。80年代はやはりこの曲から始まりましたね!!
6位:Angie/悲しみのアンジー
再生回数 | 5613万再生 |
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AMランキング | 15位 |
おすすめ | ★★★★ |
「Angie/悲しみのアンジー」は、1973年にアルバム「Goats Head Soup(山羊の頭のスープ)」からの先行シングルとしてリリースされた楽曲です。
「Angie/悲しみのアンジー」は、イギリスでは2週連続で5位、アメリカでは1位を獲得しました。
ちょうどこの頃、ボブ・マーリーがブレイクして、世の中はレゲエが流行り始めた時代でした。
いつも時代の先取りをして、いい意味でも悪い意味でファンを裏切るローリング・ストーンズですが、このアルバム「Goats Head Soup(山羊の頭のスープ)」ではレゲエを取り入れていません。どちらかというとファンキーな感じを強めたアルバムになっています。
なかでも「Angie/悲しみのアンジー」は、アコースティックギター中心のアレンジにすることで、これまでになかったファン層を取り込んだのかもしれません。
7位:She’s A Rainbow/シーズ・ア・レインボー
再生回数 | 4522万再生 |
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AMランキング | 18位 |
おすすめ | ★★★★★ |
「She’s A Rainbow/シーズ・ア・レインボー」は1967年に発売されたローリング・ストーンズのアルバム「サタニック・マジェスティーズ」に収録された楽曲で、アメリカをはじめとした数か国でシングル・リリースされました。
好き嫌いに分かれるところでしょうが、ローリング・ストーンズの曲にこんなにピアノとストリングスが前に出てくるにアレンジはあまりありません。(わたしの知る限りですが・・・)
確かに「ミック・ジャガーとキース・リチャーズがローリング・ストーズのために書いた曲の中で、最も美しく、最もらしくない曲」という評価が出てくるくらい珍しい曲であることも事実のようです。
ローリング・ストーンズとしては、キャッチーなメロディだけに2015年に進研ゼミのCMに使われていました。私的には1999年の5色のiMacのテレビCMの方が印象的でした。この声が、ミック・ジャガーだったと知らない人も多いでしょうね。
8位:Wild Horses/ワイルド・ホース
再生回数 | 2286万再生 |
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AMランキング | 10位 |
おすすめ | ★★★★ |
「Wild Horses/ワイルド・ホース」は、ローリング・ストーンズが1971年にリリースしたアルバム「Sticky Fingers(スティッキー・フィンガーズ)」からアメリカでシングルカットされた曲です。カントリーロック風のキレイなバラードです。
「Sticky Fingers(スティッキー・フィンガーズ)」はイギリス、アメリカ共に4週連続1位に輝き、それまでのグループの売上枚数を更新した。
本作に収録されている楽曲は全て後にライブで一度以上取り上げられています。
ローリング・ストーンズにとってライブが命であることは事実ですが、こうして同じアルバムからライブに取り上げているということは、「Sticky Fingers(スティッキー・フィンガーズ)」の凄さがわかりますね。「Wild Horses」は「Sticky Fingers」がカントリーロックを始め、いろんな要素を取れ入れて作ろうとしたアルバムであることを改めて感じさてくれる曲ですね、
9位:Doom And Gloom/ドゥーム・アンド・グルーム
再生回数 | 2750万再生 |
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AMランキング | 20位以下 |
おすすめ | ★★★★ |
「Doom and Gloom/ドゥーム・アンド・グルーム」はローリング・ストーンズの2012年にリリースされた彼らの結成50周年記念コンビレーションアルバム「GRRR!」からリードシングルとして出された曲です。
この曲でミック・ジャガー、キース・リチャーズ、チャーリー・ワッツ、ロニー・ウッドは2005年にアルバム「A Bigger Bang/ア・ビガー・バン」を収録して以来、7年ぶりに一緒にスタジオ入りすることになったわけです。ローリング・ストーンズらしいシンプルで、いかにもライブで盛り上がるぜ!といっているような曲調ですね。ちなみに「Doom and Gloom」とは「陰陰滅滅=気分が暗く気の滅入めいるさま」という意味だそうです。彼ららしいタイトルですね。
10位:Miss You/ミス・ユー
再生回数 | 1409万再生 |
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AMランキング | 8位 |
おすすめ | ★★★ |
「Miss You/ミス・ユー」はアルバム「Some Girl/女たち(1978)」からの先行シングルとしてリリースされている曲です。
アルバムを代表するようにオープニングを飾っていて、70年代流行であったディスコ・ミュージックサウンドをと入れてアレンジで、全米1位、全英3位を獲得しました。当時、ローリング・ストーンズはアメリカで24枚のスタジオ・アルバムを発表していましたが、その中でグラミー賞の最優秀アルバム部門にノミネートされたのはこの「Some Girls」だけでした。アルバムの売り上げ枚数は、アメリカだけで600万枚に達しているということです。
確かに「Some Girls」を通して聴くとすべて知っている曲ばかりです。特に私が一番好きな曲は、「Beast of Burden/ビースト・オブ・バーデン」です。
一般的な世間での評価によるとパンクやディスコ。ミュージックを取り入れたことを褒めているようですが、わたしにはこのアルバムもカントリーロックの雰囲気を感じます。やはりローリング・ストーンズはすごいですね。
どんなジャンルに取り組んでもすべて自分たちのものにしてしまう。それが彼らのスタイルかもしれなせんね。
ローリング・ストーンズの隠れた名曲は?
ローリング・ストーンズの70年代を代表するアルバムといえば、「Stickey Fingers」「Exile On Main Street」と名盤といえるものがいくつも出てきます。
(個人的な意見を言わせていただくと、70年代は前半の方がいいアルバムが多い気がします)
その理由のひとつに、ローリング・ストーンズの2代目のリード・ギタリストであるミック・テイラーがいたからとからと言っても過言ではないでしょう。
彼は、「Let It Bleed/レット・イット・ブリード(1969年)」でローリング・ストーンズに入り、「It’s Only Rock ‘n’ Roll/イッツ・オンリー・ロックン・ロール(1974年)」収録後に脱退しています。
今回、ローリング・ストーンズの隠れた名曲として紹介するのは、この「It’s Only Rock ‘n’ Roll/イッツ・オンリー・ロックン・ロール」に収録されていた「Time Waits for No One」という曲です。
「Time Waits for No One」は、ミック・テイラーのギターで始まります。その曲を歌謡曲だ!という人は多いでしょう。確かに演歌風の鳴きのギターで始まる曲です。その後、ミック・ジャガーのボーカルに入り、もう一度ミック・テイラーのギターソロになります。
そのギターが最初のイントロとは全然違う!
一度、ゆっくり聴いてみてください。ミック・テイラーの凄さが分かりますから!
「隠れた名曲」という意味で、あえてこの曲を選びました。
ミック・テイラーは音楽的志向の違いのためという理由でローリング・ストーンズを去ります。
でも、ほかのメンバーとの歳の差もあったのでしょうが、本当の理由はミック・ジャガーとキース・リチャードのアクの強さに耐えられなかったのではないでしょうか。隠れた名曲の陰には、こういった隠れた才能の犠牲もありのかもしれませんね。
ローリング・ストーンズといえばどの曲?
ローリング・ストーンズのバンド名はシカゴ・ブルースの巨匠、マディ・ウォーターズの“Rollin’ Stone”にちなんでいるといわれています。
そのせいか初期の頃は、リズム&ブルースやブルースのカバーが多いのが事実です。
ところが(今回は私見ばかりで失礼しますが・・・)1960年代の終わりから70年代の初めにかけて、カントリー・ミュージック風のアレンジが多かった印象があります。その理由は「Honky Tonk Women/ホンキー・トンク・ウィメン(1969)」にあります。
「Honky Tonk Women」は、「(I Can’t Get No) Satisfaction/サティスファクション」や「Jumpin’ Jack Flash/ジャンピン・ジャック・フラッシュ」と並ぶローリング・ストーンズの代表曲の一つです。ホンキートンク(honky tonk)とは、カントリー・ミュージックを演奏するバーのこと。
「Honky Tonk Women」テネシー州メンフィスのバー(安酒場)で、ジン漬けのクイーンに出会うという歌詞だそうです。
さて、ここからが「ローリング・ストーンズといえばどの曲」の本題に入ります。
ローリング・ストーンズはこの「Honky Tonk Woman」のカントリーバージョンにアレンジした「Country Honk」という曲をアルバム「Let It Bleed/レット・イット・ブリード(1969)」に収録しました。ローリング・ストーンズといえば、この「Country Honk」を選びます。
これも私見以外の何物でもありませんが、「Country Honk」ほど、ローリング・ストーンズらしい曲はありません。
一度、聴き比べてみてください。この気怠さがローリング・ストーンズらしいといえます。
ローリング・ストーンズのおすすめアルバム(名盤)TOP3は?
第3位:Let It Bleed/レット・イット・ブリード
「Let It Bleed/レット・イット・ブリード」がリリースされたのは1969年。
ちょうどビートルズが解散をして、70年代が幕を開けようとしていた時代ですね。
わたしがこのアルバムを気に入った最初の理由は、このアルバムの中にある「Country Honk/カントリー・ホンク」と出会ったからです。
前述のとおり「Honky Tonk Women」のカントリーアレンジですね。その後、アルバム全体を聴くようになります。
そして、耳から離れなくなった曲があります。
それが、アルバムタイトルにと同じである「Let It Bleed/レット・イット・ブリード」です。
第2位:「Stickey Fingers/スティッキー・フィンガーズ」
最初にローリング・ストーンズのアルバムを全部聞いたのは、「Stickey Fingers/スティッキー・フィンガーズ」でした。
世代こそ違え、やはりローリング・ストーンズは受け入れるのに時間がかかったのが事実です。
ここでも「Brown Sugar/ブラウン・シュガー」という入り込みやすい名曲のおかげで、このアルバムを何度も聞くことになります。
「Stickey Fingers」がリリースされたのが、1971年。
その年に日本では、Three Dog Nightの「Joy to the World/喜びの世界」やRod Stewartの「Maggie May/マギー・メイ」がヒットしています。
そのヒットした曲の中に「Brown Sugar」は入っていたようです。
恐るべきアルバムですね、「Stickey Fingers/スティッキー・フィンガーズ」は。
第1位:「Get Yer Ya-Ya’s Out!/ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト」
おすすめアルバム(名盤)の第1位に、あえてライブ・アルバム「Get Yer Ya-Ya’s Out!/ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト」を選びました。
このアルバムが出されたのは、1970年です。
そのためアルバム「Beggars Banquet/ベガーズ・バンケット(1968)」や「Let It Bleed/レット・イット・ブリード(1969)」の名曲ばかりが出てくるベストアルバムになっているわけです。
実は「Beggars Banquet」に収録されている「Sympathy For The Devil/悪魔を憐れむ歌」もこの「Get Yer Ya-Ya’s Out!」で気に入ったのです。
ローリングストーンズは、やはりライブバンドですね。