U2の最強の代表曲ランキングTOP25!動画やCMソングも紹介!
1980年のデビュー以来、40年以上にわたり、圧倒的な存在感を示し続けているアイルランドのロックバンド、U2。様々な主張、活動が話題になる彼らですが、いったいどのようなキャリア、作品を作り上げてきたのか?
この記事ではU2の人気曲・おすすめ曲、代表曲をYoutubeの再生回数や音楽のランキングサイトの順位、おすすめ度などを参考にランキング形式で紹介しています。
時間がない方でも人気曲がサクッとわかる内容になっており、アーティストについて(経歴・出身・どんな人か)も紹介しているので、音楽だけでなく人物像についても知りたいという方にもおすすめの記事になっています。
目次
今更聞けない!?U2とは?
結成は76年、アイルランドダブリンのマウント・テンプル高校にてメンバーは集結します。ボーカルのボノ、ギターのジ・エッジ、ベースのアダム・クレイトン、ドラムのラリー・マレン・ジュニアという布陣にて一度も解散、メンバーチェンジ無く、今日まで不動の立場を確立しています。
イギリスとアイルランドでの下積みを経て、80年にシングル「11オクロック・ティック・タック」11 O’Clock Tick-Tockでデビュー。アルバム「ボーイ」Boyを発表します。
81年に2枚目のアルバム「アイリッシュ・オクトーバー」October、83年に3枚目のアルバム「WAR(闘)」Warを発表。このアルバムは全英アルバムチャートで1位を獲得し、さらにバンドの人気はアメリカへと拡大していきました。
なお、このアルバムタイトルにも象徴されるように(『WAR(闘)』とはアイルランドにおけるカトリックとプロテスタントの宗教対立への非暴力主義を表しています。)U2の楽曲は多分に、明確に、社会的メッセージや宗教観を表現しており、当時の音楽シーンの中でも異彩を放つ存在でした。
特に84年のエチオピア飢餓救済を目指すバンド・エイドのチャリティーシングル「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス」Do They Know It’s Christmasに参加して以来、ボノはアフリカ諸国の経済的自立を支援する姿勢を継続しています。
84年10月に4枚目のアルバム「焰」The Unforgettable Fireを発表。チャリティーライブ『ライブエイド』への参加などを経て、87年3月に5枚目の名盤「ヨシュア・トゥリー」The Joshua Treeを発表。全英・全米チャート1位を獲得し、世界的大ヒットを記録。「ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー」With Or Without You、「終わりなき旅」I Still Haven’t Found What I’m Looking Forといったロック史に残る名曲を世界中に響かせました。
その後も、東西ドイツ統一による影響のあるベルリンで制作された「アクトン・ベイビー」Achtung Babyをはじめ、数々のアルバムリリースや、映画への楽曲提供なども行っています。
2000年代になっても勢いは衰えず、2000年秋にアルバム「オール・ザット・ユー・キャント・リーヴ・ビハインド」All That You Can’t Leave Behindを発表。シングル「ビューティフル・デイ」Beautiful Dayは彼らを代表する作品として、全英シングルチャート1位のヒットを記録しています。
社会活動においても様々な影響を世界に与え続けているU2。
2002年『第36回スーパーボウル』のハーフタイムショーにて、アメリカ同時多発テロ事件で犠牲者となった全員の氏名をスクリーンに映し、追悼の意を表明。
2006年の来日時ボノは、安倍総理を表敬訪問し、アフリカの感染症問題に対する日本の貢献を高く評価、サングラスをプレゼントしました。
2009年オバマ大統領就任時は『祝賀コンサート』にも出演。
2011年、東日本大震災での被災者支援コンピレーション・アルバム「ソングス・フォー・ジャパン」Songs For Japanには楽曲「ウォーク・オン」Walk Onを提供するなど、社会貢献を常に継続しています。
また音楽活動における話題にも事欠きません。
14年2月には配信曲「インヴィジブル」Invisibleを発表しますが、これは配信開始24時間は無料ダウンロードでき、そのダウンロード数に応じて、バンク・オブ・アメリカが「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」に寄付を行うという企画を行いました。(結果300万ドル、約3億600万円を越える寄付金を集めることに成功したと報じられています。)
また2014年のアルバム「ソングス・オブ・イノセンス」Songs of Innocenceは全世界のiTunes Store利用者に無料で配信され、大いに話題となりました。
音楽、主張、活動、あらゆる面において不動の立場を得、爆発的なエネルギーをまといながら衰えることなく活動し続けている最強バンドU2。
それでは彼らの楽曲の数々を聴いてまいりましょう!
U2の最強の代表曲ランキングTOP25!
ランキング形式で曲を紹介していきます。10位までは詳細を紹介していきますがそれ以降は表でご確認ください。
順位 | タイトル | YouTube再生回数 | Apple musicランキング | おすすめ |
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1位 | Beautiful Day | 1.6億再生 | 4位 | ★★★★★ |
2位 | I Still Haven’t Found What I’m Looking For | 1.3億再生 | 5位 | ★★★★ |
3位 | With or Without You | 9038万再生 | 3位 | ★★★★★ |
4位 | One | 1.3億再生 | 10位以下 | ★★★★ |
5位 | Pride (In The Name Of Love) | 9152万再生 | 9位 | ★★★ |
6位 | Where The Streets Have No Name | 5779万再生 | 6位 | ★★★★ |
7位 | Vertigo | 6296万再生 | 10位以下 | ★★★★ |
8位 | Every Breaking Have No Name | 5784万再生 | 7位 | ★★★★★ |
9位 | Walk On | 3891万再生 | 10位以下 | ★★★ |
10位 | Elevation | 3090万再生 | 10位以下 | ★★★ |
11位 | Mysterious Ways | 2840万再生 | 10位以下 | ★★★ |
12位 | Bad | 2395万再生 | 10位以下 | ★★★ |
13位 | The Miracle(of Joey Ramone) | 970万再生 | 10位 | ★★★★ |
14位 | City Of Blinding Lights | 766万再生 | 10位以下 | ★★★★★ |
15位 | Sometimes You Can’t Make It On Your Own | 727万再生 | 10位以下 | ★★★ |
16位 | Hold Me, Thrill Me, Kiss Me, Kill Me | 556万再生 | 10位以下 | ★★★ |
17位 | So Cruel | 445万再生 | 10位以下 | ★★★ |
18位 | Stuck in a Moment | 337万再生 | 10位以下 | ★★★ |
19位 | Sunday, Bloody, Sunday | 363万再生 | 10位以下 | ★★★ |
20位 | I Will Follow | 142万再生 | 10位以下 | ★★★ |
21位 | California | 129万再生 | 8位 | ★★★ |
22位 | Even Better Than The Real Thing | 78万再生 | 10位以下 | ★★★ |
23位 | Angel Of Harlem | 67万再生 | 10位以下 | ★★★ |
24位 | The Hands That Built America | 23万再生 | 10位以下 | ★★★★ |
25位 | XXX | 20万再生 | 1位 | ★★★ |
1位:Beautiful Day
再生回数 | 1.6億再生 |
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AMランキング | 4位 |
おすすめ | ★★★★★ |
アルバム「オール・ザット・ユー・キャント・リーヴ・ビハインド」(2000年)からの先行シングルで、イギリスにて4度目のシングルチャート1位を獲得!また、アメリカのグラミー賞では、最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、最優秀ロック・パフォーマンス賞(グループ)の3部門を受賞など、世界的なヒットを記録しました。
サウンド的にも90年代の実験的なスタイルから、ロックサウンドへ原点回帰したものとなっており、ボノは、「世界最高のバンドという仕事にもう一度挑戦するために戻ってきた」という言葉を残しています。プロデューサーも彼らのロックサウンドを支えた、ブライアン・イーノとダニエル・ラノワが再び起用された、記念すべき作品です。
It’s a beautiful day
Don’t let it get away
(美しい日だ!逃げちゃいけないんだ)
力強く、美しく、謳われています!
2位:I Still Haven’t Found What I’m Looking For
再生回数 | 1.3億再生 |
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AMランキング | 5位 |
おすすめ | ★★★★ |
5枚目の名作アルバム「ヨシュア・トゥリー」The Joshua Treeに収録されている彼らの代表的ナンバーです。
「探し物が見つけられない」と歌われる歌詞で、内省的な意味合いを持ちながら、後半の歌詞では、人類・人種問題の行く末についても示唆されており、U2らしい平和的メッセージも読み取ることができます。
サウンド、編曲、メッセージ性、いずれにおいても後の時代に与えた影響は計り知れません。
3位:With or Without You
再生回数 | 9038万再生 |
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AMランキング | 3位 |
おすすめ | ★★★★★ |
こちらも名盤「ヨシュア・トゥリー」からの先行シングルで、U2の不動の人気曲です。アメリカのチャートにおいても1位に輝きました。印象的なループトラックなど、サウンド面での独自性も際立つ作品です。
I can’t live with or without you
『あなたがいても、いなくても、俺は生きていられない。』
という、象徴的な歌詞も、様々な解釈を喚起させます。
男と女のラブソングのようでいながら、さまざまな社会問題、宗教性、アイルランドの歴史など、多くのテーマをリスナーに想起させる歌詞を持つこの作品は、80年代を代表する楽曲です。
4位:One
再生回数 | 1.3億再生 |
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AMランキング | 10位以下 |
おすすめ | ★★★★ |
91年のアルバム「アクトン・ベイビー」Achtung Babyに収録。92年には、シングルリリースもされました。このアルバムからU2は、それまでのロックサウンドを離れ、実験的なサウンドを取り入れていくようになります。また、バンド内においても不和が生じたり、ジ・エッジが離婚したりと、内部の危機も多くはらんでいたようです。さらにこのアルバムの制作は東西統一を果たしたドイツ、ベルリンにて行われました。
そこに来てこのナンバーのテーマはタイトル通り「ひとつになる」ことです。
ボノ曰くこの曲に関して、「私たちは一つではない。支え合って生きていくしかない。」というメッセージを込めたようですが、リスナーからは「ひとつになる」ことのすばらしさ、というポジティブな解釈にて受け止められることが多いようです。
なおこの曲のシングルの収益金は、エイズの調査機関に寄付されました。
5位:Pride (In The Name Of Love)
再生回数 | 9152万再生 |
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AMランキング | 9位 |
おすすめ | ★★★ |
4枚目のアルバム、「焰」The Unforgettable Fireに収録されたナンバーで、先行シングルとしてリリースされヒットしました。
なおこのアルバムのタイトル『Unforgettable Fire』は広島・長崎への原爆投下を生き抜いた被爆者達の描いた絵画の作品名が原題となっており、絵画を見たメンバーが感銘を受けてアルバム名としたとのことです。
このナンバーもアメリカ公民権運動の指導者、キング牧師に捧げられた曲です。
『愛に勝るものなんてない』『命は奪われたが、自由は奪えない』といったメッセージが力強く歌われています。
6位:Where The Streets Have No Name
再生回数 | 5779万再生 |
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AMランキング | 6位 |
おすすめ | ★★★★ |
「ヨシュア・トゥリー」The Joshua Treeの冒頭を飾るナンバー。邦題は「約束の地」。
なぜ「約束の地」なのか?タイトルの『通り』に関して、ボノが想起したのは、北アイルランド最大都市ベルファストの『通り』と、エチオピアのある『通り』のようです。前者は、地位や身分、宗教などを明確に区分するものであるのに対して、後者はそのような区分けの存在しない『名のない通り』。
『名のない通り』は様々な人々が共存できる「約束の地」の比喩なのかもしれません。そしてその地へ至ることの苦難についても、この曲では歌われています。
7位:Vertigo
再生回数 | 6296万再生 |
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AMランキング | 10位以下 |
おすすめ | ★★★★ |
2004年に発表。11作目となるアルバム「原子爆弾解体新書~ハウ・トゥ・ディスマントル・アン・アトミック・ボム」How to Dismantle an Atomic Bombの先行シングルです。
Apple「iPod」のCMソングとして使用され、U2のメンバーもCMにシルエットで出演しました。ライブでも最高に盛り上がる、爽快なロックナンバーです!!
イギリスでは「ビューティフル・デイ」以来の1位を獲得。第47回グラミー賞では、最優秀ロック・パフォーマンス(グループ)、最優秀ロック・ソング、最優秀短編ミュージック・ビデオの3部門を受賞しています。
Vertigoとは「眩暈」という意味。『俺は今『眩暈Vertigo』っていう場所にいるんだ』という歌詞です。この曲も「悪魔にそそのかされたが、最後は神のもとに戻れた」という宗教的な解釈もされているようです。
ちなみに冒頭の、Unos、dos、tres、catorce、というカウントは、なぜか「1,2,3、14!」という順番で、これも様々な解釈を生んでいる…ようです。
8位:Every Breaking Wave
再生回数 | 5784万再生 |
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AMランキング | 7位 |
おすすめ | ★★★★★ |
13枚目のアルバム、「ソングス・オブ・イノセンス」Songs of Innocenceの2曲目に収録されたナンバーです。本来は、2009年のアルバム「ノー・ライン・オン・ザ・ホライゾン」No Line on the Horizonに収録される予定でしたが、コールドプレイのフロントマン、クリス・マーティンの助言により、アルバムから除外され、その後、ライブでのパフォーマンスなどを経てより完成度を高めていったようです。
ボノ曰くこの曲は「自分自身を完全に他人に捧げることの難しさ」について歌っているとのこと。
また、公式ミュージックビデオは、アイルランドのエオイフ・マカードルが監督した短編映画「Every Breaking Wave」のショートバージョンとなっています。この映画は80年代の北アイルランドにおける紛争、暴力、そして若いカップルの愛を描いたドラマとなっています。
9位:Walk On
再生回数 | 3891万再生 |
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AMランキング | 10位以下 |
おすすめ | ★★★ |
2002年発表。ミャンマーの民主運動家アウン・サン・スー・チー氏のために書かれた楽曲です。また、東日本大震災のチャリティー・アルバム「songs for Japan」にも収録されました。歩み続けることの勇気を称えたナンバーです。
また近年は、ウクライナへの人道的支援を呼びかけるSNS運動「Stand Up For Ukraine」に参加した、ボノとジ・エッジが、「Walk On Ukraine」のパフォーマンス映像を公開しています。
Walk on, walk on
What you got, they can’t steal it
『歩き続けよう、歩き続けよう。君が手にしたものを、誰も奪うことなどできない』
10位:Elevation
再生回数 | 3090万再生 |
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AMランキング | 10位以下 |
おすすめ | ★★★ |
2000年の10枚目のアルバム「オール・ザット・ユー・キャント・リーヴ・ビハインド」 All That You Can’t Leave Behindの3曲目に収録され、翌年シングルとしてもリリースされました。この曲は母国アイルランドで16枚目のナンバー1シングルとなり、オランダやカナダでもチャート1位を獲得しています。
またこの曲には「トゥームレイダー・ミックス」と題された別のミックスも存在し、2001年の映画『ララ・クロフト:トゥーム・レイダー』のサウンドトラックにも収録されました。
この曲はバンドの2001年のツアータイトル「エレベーション・ツアー」にもその名前を冠しています。歌詞の通り、高揚感を与えてくれるロックナンバーで、ライブでも好評を博しました。
11位:Mysterious Ways
再生回数 | 2840万再生 |
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AMランキング | 10位以下 |
おすすめ | ★★★ |
12位:Bad
再生回数 | 2395万再生 |
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AMランキング | 10位以下 |
おすすめ | ★★★ |
13位:The Miracle(of Joey Ramone)
再生回数 | 970万再生 |
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AMランキング | 10位 |
おすすめ | ★★★★ |
14位:City Of Blinding Lights
再生回数 | 766万再生 |
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AMランキング | 10位以下 |
おすすめ | ★★★★★ |
15位:Sometimes You Can’t Make It On Your Own
再生回数 | 727万再生 |
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AMランキング | 10位以下 |
おすすめ | ★★★ |
その他:その他U2について
ここからは曲紹介も交えて気になる情報を紹介していきます。
U2の80年代ヒット曲は?
80年代はまさにU2の活躍輝く10年です。
80年に1枚目のアルバム「ボーイ」Boyを発表。81年には2枚目のアルバム「アイリッシュ・オクトーバー」October、83年の3枚目のアルバム「WAR(闘)」Warにて全英アルバムチャート1位を獲得しています。
さらに84年10月には4枚目のアルバム「焰」The Unforgettable Fireを発表し、キング牧師に捧げたシングル「プライド」Pride (In The Name Of Love)などヒット曲を数々生み出します。
そして87年3月に、最高傑作ともいえる5枚目のアルバム「ヨシュア・トゥリー」The Joshua Treeを発表。
このアルバムにてU2はサウンドも進化させ、さらに政治的メッセージ性も強めました。結果、全世界で2,500万枚以上を売り上げ、全英・全米チャート1位を獲得。イギリス音楽史上最速で売れたアルバムとなりました。
ヒットはイギリス・アメリカのみならず、世界各国でナンバー1となり、ライブの規模も、アリーナクラスからスタジアムクラスに拡大するなど、U2というバンドをさらに飛躍させた大ヒット作となりました。
シングルカットされた「ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー」With Or Without You、「終わりなき旅」I Still Haven’t Found What I’m Looking Forは彼らを、また80年代を代表する名曲です。
U2の大阪城ホール事件とは?
世界中のライブで、名演、伝説を作る彼らですが、来日コンサートにおいても伝説を残しています。
例えば89年の大阪城ホールでのライブ時、ボノはオーディエンスへ誰かステージへ上がるよう促します。その際、セキュリティーがステージに登ろうとしたファンを手荒に扱ったことへ、ボノは「俺たちのファンに触るな!」と声を荒げました。
また、聴衆の興奮は冷めやらず、席を離れ前に踊り出た際に、観衆同士で喧嘩が勃発。それに対しボノは曲を中断してまで、暴れる観客へ注意を促す事態となりました。
このような状況にあってもバンドは臨機応変にパフォーマンスを展開し、様々なナンバー、さらには豪華ゲストB.B.Kingとの共演も披露。大興奮のステージを見せつけました。
U2は日本嫌い?
ボノが日本嫌いなのではという噂は確かにあります。その根拠と推測される事態、言動もいくつか挙げられます。
例えば日本の音楽番組に出演した際、ジ・エッジのギターの音が出ないと言うアクシデントを、無理に押し通したことで日本人に対し反感を持ったのではないかという説。
また、バブル経済のさなか、日本が金目的で、当時人種差別問題がひどかった南アフリカと積極的に貿易を行っていたことを、ボノが批判したこと。
その他にも捕鯨、政治、外交などを理由に、「ボノは日本嫌いなのでは?」という噂が、たまに聞かれます。
しかし一方で安部総理を表敬訪問し、アフリカへの支援活動を高く評価したり、3・11の際はチャリティーアルバムへ楽曲提供したりと、友好的で感謝すべき活動もしています。
真偽の程はわかりませんが、U2の楽曲がわれわれ日本人も感動させてくれたことに変わりはありません。
U2のアップルCM曲は?
アップルのCMでU2を知った!というリスナーも多いことと思います。ダイナミックでかっこいいサウンドはCMでも最高でした。
まず2004年、「iPod」のCMソングに「Vertigo」が起用され、U2メンバーもシルエットでCMに出演。この曲は日本では最大のヒットになりました!ストレートなロックナンバーに圧倒されたリスナーも多かったことでしょう!
また2014年には「ザ・ミラクル(オブ・ジョーイ・ラモーン)」The Miracle (Of Joey Ramone)
が 「iTunes」のCMソングに起用され、こちらも話題となりました。
さらにこの楽曲・アルバムは、iTunesユーザーへ無料配信され、多くのユーザーの耳へ届けられることとなりました。ただし、突然の無料配信は、一部で困惑を呼び、ボノも少し反省したようです。
まとめ:U2名曲、代表曲を聞いてみよう!
U2の名曲、名盤、そして主義主張・活動をまとめてきました。
結成から40年以上、彼らは解散もメンバーの脱退もなく、常にエネルギッシュで力強いメッセージを世界中へ発信し続けています。
このバンド・楽曲の持つバイタリティは、世界随一のものと言っても差し支えないでしょう。
彼らの名曲を聴けば、ロックの持つ「力」に気付くことができるはずです。
そしてこれからもU2の音楽は、世界の平和と人類の平等を、声高に叫び続ける存在であり続けるでしょう!